観劇遠征に限らず、旅行中のヘアメイクに便利な、「QS-17108アゲツヤポータブルミニブラシ」の実使用レポをまとめました。
私、あおなみ(@aonami491)はここ数年、パーマ・カラーなしのセミロング。
ゆるくクセがあってまとめ髪にはいいのですが、ダウンスタイルはそのままではひろがりがち。
普段はパナソニックのイオニートカールアイロンと、エヌドットのオイルでスタイリングしていますが、劇団四季の遠征観劇で、泊まりで出かけるとき、カールドライヤーを持っていくのはじゃますぎます・・・
昨年は、旅行中はアイビルのミニアイロンを使っていました。
ですが、
今年になって、美容院で見た「ブラシ型のアイロン」が使いやすいそうに思え、ポータブルサイズの商品をいろいろ検討。
旅行時の時も普段も使えるすぐれものです。
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アゲツヤ ポータブルミニブラシ外観、付属品
アゲツヤ ポータブルミニブラシは交換用アタッチメントなどはなく、付属品は携帯用のグレーのきんちゃく袋のみです。
電源スイッチと温度調節ボタンはまとめて1つです。
プラグコンセントを差し込んで、ボタンを1回押すと、170℃になります。
その後は1回押すごとに、190℃→210℃→120℃→150℃、と変わっていきます。
私は普段は、170℃か190℃で使っています。50秒~1分くらいで温まりますね。
アゲツヤ ポータブルミニブラシのサイズと重さ
QS-17108アゲツヤポータブルミニブラシ本体の長さは約20㎝。DVDケースと同じくらい。
付属のケースに入れて折りたたみ傘と並べて見ました。
ケースに入れて重さを測ってみたところ、292g。
折りたたみ傘は最近は軽いものが多いですよね。これも206g。
アゲツヤ ポータブルミニブラシ使ってよかったこと
QS-17108アゲツヤポータブルミニブラシが、ヘアアイロンと違うのは、
ブラシのピンが発熱するプレートでサンドされていて、ピンが発熱すること。
ブラシを使う要領でこのピンの間に髪の毛を通すことで、スタイリングされます。
似ているコンセプトの他の商品と比べて検討した結果、アゲツヤを選んだ理由の一つがブラシの形。
ピンの形が薄い楕円で、互い違いに配置されているので、髪がキャッチされやすく、効率よくスタイリングされます。
アゲツヤはブラシの台、わりと端の方までピンが植えられていますよね?
同じような値段の、他社製品の携帯用ブラシアイロンで、幅が広めで、ピンの数が少ないものがあって、その空間がムダに思えたんですよね。
ヘアアイロンだと、はさみ方や動かし方になれないと、髪の毛がクキッと折れてしまいますが、ブラシ型だとそういったことはありません。
また、ヘアアイロンほど髪の毛と熱源が密着しないし、すぐに熱が逃げるので傷みにくいように感じます(計測したり顕微鏡で見たりしたわけではないので、あくまでも私の個人的感想ですが)。
指定した温度に上がりきったらすぐに使い始めれば、普通にスタイリングが終わるくらいまでの間はブラシの背中もブラシの先端も、触って「熱っ!!」となるほどは熱くなりません。
この写真のように、ブラシ側やピン先に手を添えても大丈夫です。
ただし、170℃に設定したまま、20分以上放置しておいたら、ブラシのハンドルまで熱くなっていました。「温まったらすぐ使う」のがよいです。
(30分経つと自動的にスイッチが切れます)
コードの付け値がくるくる回ります。
このため、毛先をワンカールするなど、ブラシを回転させて使ってもコードがねじれません。
アゲツヤ ポータブルミニブラシイマイチだった点
個人的には不満点は、あまりないんですが、強いて言うなら、
ハンドルにある電源スイッチ兼温度調節ボタンを使っているうちに押してしまうことがあるんですね。触っただけでははっきり「ボタンだ」という感触がないので、いつの間にか220℃になっていたことが何度かありました。
スタイリング力は髪をプレートで挟むヘアアイロンよりは、スタイリング力はマイルドです。
それから、これはアゲツヤに限らずヘアアイロンはみんなそうですが、ストレートパーマのように薬液で髪のつながりを一度切ってクセ付けして元に戻すことをしているわけではないので、湿度が高い日は、時間が経つにつれてうねりが出やすくなります。
それから、ミニサイズで、普通サイズよりは一度にキャッチできる髪の量が少ないので、ものすごく髪が多いかたは全体をスタイリングするのがまどろっこしいかもしれないです。
アゲツヤ ポータブルミニブラシ使い方のコツ
髪を完全に乾かしてから使うのは他のアイロンと同じ。
ざっとブローして整えておくとアイロンでスタイリングしやすくなります。
慣れないうちは170℃からスタート(長い時間高温を髪にあてるのを防ぐため。)
サイドとバックをそれぞれ二分割する程度のブロッキングをするのがベター。
仕上げはトリートメント効果のあるオイル系がおすすめです。
私の場合は、ですが、数分でこんな感じに仕上げることができます。
仕上がりが重めでウェットな感じになり、サラサラした仕上がりが好きな人には合わないかもしれませんが、気持ち多めに使うと束感も出るので、まとめ髪にもいいです。
オイルは様子を見ながら少しずつ手でつけて、その後、タングルティーザーでとかすと、ほどよく全体にオイルが回ります。
QS-17108アゲツヤポータブルミニブラシのレビューまとめ
観劇遠征(に限らず、旅行は、ってことですが)って、新幹線や飛行機の背もたれに頭をつけるので、実はまとめ髪にしにくいんですよね。
ですから、結ばなくておいても、「なんとなく整えられている髪形」でいるのが私としては結構大事なんですが、
「QS-17108アゲツヤポータブルミニブラシ」は、
3段折り畳み傘くらいのカサと重さで、バッグの中に入れておくこともできるので、
旅行中以外も風の強い日などは出先の、パウダールームなどで使うこともできて重宝しています。
最初に「普段は、パナソニックのイオニートカールアイロンと、エヌドットのオイルでスタイリング」と書いたのですが、
結局、今は普段もほとんど毎日アゲツヤポータブルミニブラシを使っています。
すぐには予定はありませんが、別途プラグを使えば海外でも使えるそう。
気になっていた髪のダメージも、190℃までの設定で、何度も同じどころを通さない、と気を付けているためか、使う前よりもひどく傷んでいる、ということはなさそうです。