京都の烏丸御池駅近くにある、創作和食のお店、「京乃たまや」で、
たまやコースをいただいた感想です。
「京乃たまや」は、
京都市営地下鉄烏丸線烏丸御池駅から徒歩7分ほどの場所にあり、
カジュアルに、京都の特産品や、
滋賀県大津市の自家農園でとれた野菜の料理をため閉める和食店。
和食店ですが、かしこまったお店ではなく、
一休レストランから予約もでき、気軽に入ることができます。
一休で予約できる席は喫煙可の席です。
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京乃たまや店舗情報と場所
店舗情報
店舗名 | 居酒屋匠 京乃たまや |
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住所 | 〒604-8241 京都府京都市中京区三条通新町西入釜座町30 |
電話 | 050-5595-7317 |
最寄り駅 | 京都市営地下鉄烏丸線・東西線 烏丸御池駅 |
使える支払方法 | 現金、クレジットカード |
営業時間 | 昼 11:30~15:00(前日まで5名以上の予約のみ) 夜 17:00~23:00(LO22:30) |
店休日 | 年中無休・年末年始は要確認 |
地図
店内の様子
今回は1年ぶり2回目の来店。
1回目も2回目も、カウンター席に座りました。
2階にはグループ利用できる部屋があり、来店した日も10名程度のお客さんがいた模様。
食べログなどのお店情報では分煙と書いてありますが、
一休レストランで予約できる1階のテーブル席とカウンター席は喫煙可です。
たまたま、2018年の時は、最初左側にいた常連らしい方がちょっと吸っていたくらいで、
2019年は、1階にはタバコ吸う人がいなかったのでラッキーでした。
ランチは5名以上のグループ予約のみですが、
夜は予約なしでも席が空いていれば入れます。
コースではなく、アラカルトで飲んでいく常連客の方もいました。
京乃たまや「たまやコース」の内容
2018年、2019年とも、
夜のコースの中では一番やすい、
たまやコース(税抜き3,000円)をいただきました。
たまやメニューのお品書き
●先付 一汁二菜 白みそのお椀
季節の葛寄せ豆富
自家製野菜おばんざい
●向付 旬のお造り三種の玉手箱
●揚物 自家製野菜と海老のかき揚げ
●凌ぎ 炙り鯖の若狭寿し
●温物 海老芋饅頭 吉野餡かけ
●冷製 奥丹波地鶏の蒸しロース
●焼物 タラとお豆富のちり蒸し
●御飯 小柱と白菜の炊き込みご飯
●甘味 西京味噌の特製プリン
先付 一汁二菜
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-1.jpg)
白みそのお椀の具は麩、季節の葛寄せ豆腐はごま豆腐、自家製野菜おばんざいは白菜の胡麻和え。
3品ともベージュ系なので、ビジュアル的にはなにか締め色になるものがほしいところですが、
味はおいしかったです。
向付 旬のお造り三種の玉手箱
![京乃たまや 玉手箱](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamatebako.gif)
たまやの名物のお造り玉手箱。
お重箱にお刺身を盛り付け、ドライアイスを仕込んであります。
揚物 自家製野菜と海老のかき揚げ
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-2.jpg)
これはもうひとつでした。
後で出てくる海老芋饅頭も揚げ物なので、かき揚げはあえてなくてもいいような気がする・・・
凌ぎ 炙り鯖の若狭寿し
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-3.jpg)
”若狭寿し”という名前そのもの食べものは検索しても見つけられなかったのですが、
福井県(若狭)名物の、焼き鯖の押し寿司のことかな。
脂ののった鯖で、おいしかったです。
凌ぎ、は、ヤのつく人たちの用語ではなくて、
一口サイズのごはんや麺類のこと。
御凌ぎ、と「御」をつけることも多いです。
温物 海老芋饅頭 吉野餡かけ
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-4.jpg)
海老芋をつぶして丸め、
ぶぶあられをまぶして揚げ饅頭にして、
あんをかける、という、手の込んだお料理。
冷製 奥丹波地鶏の蒸しロース
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-9.jpg)
鴨ロース、はよく言いますが、鶏肉ではあまり聞かないかも。
胸肉のことです。
胸肉=さっぱり、なイメージは、皮なしだからで、
皮をつけたまま料理すると、けっこうコクがあります(カロリーも高いですが 笑)。
焼物 タラとお豆富のちり蒸し
焼き物、というか、料理としては蒸し物なんですけれど、
季節によってはここで焼き魚がでるのかな?(冬しかいったことがないので分からない・・・)
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-5.jpg)
1月の一休掲載のメニューでは真鯛になっていたのですが、
この日はタラでした。タラチリは冬の定番ですもんね。
おまけ タラの白子
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-6.jpg)
この後に出てくる炊き込みご飯が炊きあがるまで時間が空いたので
サービスで、タラの白子を出してくれました。
御飯 小柱と白菜の炊き込みご飯
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-7.jpg)
ごはんは、小さな釜とカセットコンロを使って、席で炊いています。
これも先付けとおなじく、見た目は地味ですが、小柱と白菜の甘みがお米に浸みておいしかったです。
釜に入っている分はおかわりできるので、けっこう量があると思います。
甘味 西京味噌の特製プリン
![京乃たまや](https://shiki-note.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/tamaya-8.jpg)
和食のお店ではデザートが
水菓子(果物)だけ、ということも多いのですが、
ちゃんとスイーツが出てくるのがうれしいです。
このプリンは去年もいただいたもので、
プリン本体は白みそ味、上にかかっているカラメルっぽいソースも、実はみたらし餡なので、
ちょっと塩気が効いています。
以上、9品とサービスしてもらったタラの白子、
よく食べる夫と、
やや少食の自分とで、
二人で十分な量でした。
これよりも値段が上の、例えば、6,050円の玉手箱コースは
メインがもっと、こってり、しっかりしています。
12月1月のメイン、
「鰤と大根の照り焼き ローストビーフ添え」は、
炊いた大根、鰤と九条ネギのソテーの上に、ローストビーフ山盛り、
のビジュアルで、
カウンター席で、他のお客さんに用意されていたお皿を見ただけでおなかいっぱい。
「自分のコースにあれが入っていなくてよかった・・・」と思ったほど(苦笑)。
ラグビー選手並みに食べる方、
こってりしたものが大好きな方、
若い(20代)男性、
にはいいのかもしれません。
まとめ
すんごい正統派の和食、というわけではありませんが、
それなりにちゃんと作られたお料理を
遊び心あるプレゼンテーションで出してくれるお店です。
ボリューム感、という点では、
3,000円台でここまで出てくれば「コスパよし」と言っていいと思います。