某アクロバット特異な俳優さんがインスタグラムストーリーズにアップしていた「プルドポーク」に挑戦してみました。
肉に下味をつけて、野菜を敷いた鍋に入れて火にかけた後はほとんど放置で大丈夫なので、
「挑戦」、というほどでもないんですが・・・
プルドポークはアメリカのBBQ料理で、豚のかたまり肉を、ホロホロになるまでじっくりローストし、細かくほぐしてBBQソースで味付けしたもの。
サンドイッチやバーガーにして食べることが多いみたいです。
BBQ料理なので、ダッチオーブンや、深いスキレット、ストウブなどを使い、
BBRコンロやオーブンで焼いて作る、というレシピが多いですね。
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プルドポークを家のガスコンロで作ろう
プルドポークを家庭のガスコンロで作る場合、ダッチオーブンやストウブ鍋がなくても、
ホーロー鍋のような、厚手の蓋付き鍋で作れます。
普通の鍋は蓋がそれほど重くないので、水分が飛びやすいですから、たまに様子を見て水を足す必要がありますが、
フライパンで使えるホイル
で鍋の中を覆って、香味野菜をたっぷり目に敷けば多少、焦げても、鍋自体にくっつかないので、大丈夫。
今回使ったのは、ホーロー鍋ではなく、シラルガンという素材を鍋の内側に貼ったシリット社の鍋です。
(以前は三越など百貨店で販売していましたが、日本から撤退したようです。今はAmazonなどで流通在庫は売られていますね。)
また、量も、BBQで大勢で食べるときには1キロ!などになりますが、
少人数家庭なら豚肩ロース塊のサイズ=300gくらいから作れます。
プルドポークは冷蔵庫で3日くらいは保存できるので、多い目の量に作るという手もあるんですが、
冷蔵庫で冷やして時間が経つと、温めなおしてもあまりおいしくない気がします・・・
夕飯用に作って残りを翌日のサンドイッチで食べきる、くらいがいいと思います。
それ以降は、チャーハンに入れたり、ポトフみたいに煮込みに入れたりするのがおすすめです。
プルドポークの材料
- 豚肩ロースかたまり肉 300g
- 塩 小さじ1弱
- 黒こしょう、チリペッパー、クミン合わせて 小さじ1/4
- おろしにんにく 小さじ1
- にんじん、玉ねぎ、セロリ 各適量
- 白ワイン 大さじ1
- 水 適量
いくつかプルドポークのレシピを見たのですが、これ!という決まったスパイスを使うわけではない感じなんですよね。
メキシカンな感じでチリとかいれるのかなあ。
この料理のために、わざわざ、チリやクミンをそれぞれ買うのはイマイチ、という人は別に使わなくてもいいし、
ハウスの「ホットガラムマサラ」なら、チリとクミンが入っていて、カレーを作った時に後かけできるので、1本買っておいてもいいかも。
香味野菜類は後から食べるわけではないので、
玉ねぎは外側の茶色い皮のすぐ下の固いところ、、セロリは緑の濃い固い葉の部分を使えばOKです。
プルドポークの作り方
1.かたまり肉に、塩、おろしにんにく、スパイス類を擦り込みます。
「なんでもラップ(岩谷マテリアル)」を敷いた上に肉を乗せて、
肉全体に(なんとなく、でよい)、塩、スパイス、おろしにんにくを付けます。
「なんでもラップ」を肉に被せた上から手で擦り込みます。
直接手で擦り込めばいいのですが、
「なんでもラップ」を使うと、手が汚れずにんにくのニオイもつかないので、すぐに他のことができます。
2.鍋にフライパン用ホイルを敷き込みます。
玉ねぎとにんじんは適当に薄切り、セロリはざく切りにして鍋底に敷きます。
3.1の肉を乗せ、白ワインを振り、蓋をして中弱火にかけます。
焦げ付きすぎないように途中、ときどき少量の水を足しながら1時間半加熱します。
箸で刺して、すっと通るくらいまで加熱します。
途中で一度ひっくり返して、焼き色が両面につくようにしてもよいです。
5.肉をほぐします。
冷めてしまうとほぐしにくいので、温かいうちに。
アイラップ(耐熱温度120℃の食品用ポリ袋)に肉を入れて、やけどしないようにふきんなどをかぶせた上から手でほぐします。
すぐに食べる場合は、アイラップから取り出して、市販のBBQソースなどをそえていただきます。
保存する場合は、粗熱が取れたらアイラップの口を結んで冷蔵庫へ。
BBQソースは市販のものでもよいですし、
トマトケチャップ+中濃ソース+オールスパイスを混ぜても。