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「劇団四季FESTIVAL!~扉の向こうへ」イベント『第3幕~後夜祭』2015年1月15日メモ

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2015年1月15日に開催された、「劇団四季FESTIVAL!~扉の向こうへ」終演後イベント、「第3幕~後夜祭」の第1回目の内容をまとめました。

イベントの概要は劇団四季公式サイトにも掲載されています。

https://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/025907.html

※過去書いておいたメモから再編集しました。
イベント時は当然、録画・録音禁止なので、記憶違い等があるかもしれません。
「取材して書き起こした記事」ではなく、個人の、備忘メモとしてお読みいただければ、と思います。

1月15日「第3幕~後夜祭」イベント参加者

イベントに参加された俳優さんは、当日の出演者全員です。

ヴォーカルパート
味方隆司(M.C.) 瀧山久志
飯田達郎 芝 清道
上川一哉
三井莉穂 雅原 慶
山本紗衣 吉田絢香
ダンサーパート
松出直也 斎藤洋一郎
西尾健治 松島勇気
水原 俊 大森瑞樹
朱 涛 大空卓鵬
加藤久美子 駅田郁美
相原 茜 相馬杏奈
井上佳奈 原田麦子
川井美奈子 村上今日子
小菅 舞

1月15日「第3幕~後夜祭」イベント内容

オープニング

進行役の、四季の社員さんの挨拶の後、緞帳の前に瀧山さんが1人で登場し、アカペラで「交響曲第9番」をドイツ語で歌い始めました。

その後、ヴォーカルパートのメンバーがコーラスに加わります。

舞台の緞帳が上がると、残りのメンバー全員がいて、第9の曲調も、クラシックからゴスペルに変わりました。

出演者全員のアカペラの第9、このナンバーを聴けただけでもイベントに参加した価値がありました(^^)

トーク内容

西尾さんと雅原さんのダブル司会で進行。

今回、受付でもらった参加証には、いわゆる「質問票」がついていなかったので、どういう進行にするのかがナゾだったのですが、

劇団四季のレパートリー作品を書いたボールを、箱の中からお客さんが引いて、

出てきた作品に出演した経験がある俳優さんが、エピソードを語る

という内容でした。

全部で10個ボールがあったうち、5個のボールを引いた結果、1月15日にトークのテーマになった作品は、

ウィキッド
美女と野獣
ライオンキング
ウエストサイド物語、
スーザンストローマン作品(「クレイジーフォーユー」と「コンタクト」)

この回で出てこなかった残り5つの作品については、1月28日のイベントで扱う、とのこと。

ウィキッド

雅原さん
「ウィキッドの衣装は非現実感を表すためにアシメトリーになっています。」

松島さん
「へえ~そうなの?」

雅原さん
「あなたも着ていたでしょ!」

とか、本当に真面目なエルファバと、フィエロのやりとりみたいで面白かったです。

松島さんから、ディラモンド教授役の菊池正さんがYoutubeの動画を参考にヤギの鳴き声の練習をしていた話も出ました。

三井さんが演じていた、女性アンサンブル5枠は、
シズ大学の場面では、グリンダの取り巻きの女子学生「シェンシェン」という名前があるそうです。

三井さん
「シェンシェンは、いじめっ子的な役なんですけれど、当時自分はカンパニーの中では若くてあまりエルファバに対して『いじめっ子』という雰囲気が出せないな、と思っていました。でも柔道をやっていたせいか、周りからは『立ち方や歩き方が強そう』と言われていました」

他には、朱涛さんのダンスがセクシーでかっこいい、という話。

上川さんは、フィエロ役なんですけれど、上川さんからはお話しがなかったですね・・・

美女と野獣

松出さん
「僕、鼻血が出やすくて、チーズグレイターのマネージュの前に、袖で鼻血が出てしまってティッシュを詰めて舞台に出たことがあるんです。それで、ティッシュが飛び出ないように、鼻で息を吸いながら跳んでいたら過呼吸みたいになってしまって、大変でした」

粘膜が弱いのでしょうか・・・?

「美女と野獣」の「ガストンの酒場」のビアマグダンスは、実際には指にマグが当たっていることがよくあるそうです。
小菅さんと松出さんは、ビアマグダンスの時隣同士なのだそう。

小菅さん(松出さんを見ながら)
「いちいち、さっき手に当たったよ、とかは言わないんですけれどー」

雅原さん(他の人も)
「松出君、今謝ったほうがいいよ(笑)!」

松出さん(立ち上がって小菅さんに)
「本当に申し訳ありませんでした!」

ライオンキング

出演経験者が舞台の前に出てくるとき、水原さんと斎藤さんが、ちゃんとシマウマの足取りで走ってきました。

『ライオンキング』には、芝さんと味方さんが、それぞれムファサ、ザズで出演したことがあるのですが、思っていた以上に回数が少ないんですね。

芝さん
「福岡公演でムファサ役で出演して、その後ずっと出演がなくて、あるとき、急変で突然出演することに。
本番中、ヤングシンバを諭す場面で台詞が飛んでしまったんですが、後から周りの人に聞いたら、『だいたい、意味内容はあっていた』と言われました。」

味方さん
「僕、ザズ役で出演したのは1週間なんですよね。出演するまでにはお稽古、たくさんするんですよ。でもたった1週間。」

西尾さん
「そういうのはご縁ですから(笑)」

西尾さん
「ザズの『モーニングリポート』のセリフって大変ですよね?」

味方さん
「そうですね、でも僕は出演している間は一度も間違えませんでした!」

水原さん
「シマウマは、フィナーレで頭を反らしてポーズするんですけれど、頭とパペットをつなぐワイヤーが切れてしまうとパペットがブラーンとなって恥ずかしい(笑)」

西尾さん
「ああ、あれね、切れることがあるんだよね」

ウエストサイド物語

山本さんは、「ウエストサイド物語」では「サムホエア」のソプラノソロだそうです。
松島さんと並ぶと、なんとなく雰囲気が似ている美男美女で、松島さんベルナルド、山本さんマリアで見てみたい!と思いました。
(←2016年には、山本さんは本当にマリア役で出演されましたね。松島さんはリフだったけれど、萩原さん&山本さんの兄妹も素敵でした。)

「ウエストサイド物語」の初演で、芝さんがディーゼルで出演されているので、当時の話も出ました。
芝さんと荒川(務)さんは、「ウエストサイド物語」のリハーサルをしながら、夜は「間奏曲」の出演があり、「無理だったら『間奏曲』には来なくてもいい」と言われるくらい大変だったのだとか。実際には、ちゃんと出演されていたようですけれど。

ディーゼル役経験者の芝さん、朱さん、大森さんが並んでポーズを取り、雅原さんが「みんな大きいですね」という場面も。

この演目、ダンスが激しい、というだけでなく、殴り合いシーンも多くて、その分ケガのリスクも多いんですね。

本番中、誰かの肘が大空さんの目の上に入って流血してしまい、その後、「お前血が出ているぞ」というセリフを、「血が出ているのは自分なんだよなー」と思いながら言ったそうです。

西尾さん
「袖にはけたらすぐに萩原(隆匡)さんがティッシュを持ってきていたね」
(まわりの人達から「萩原さんらしい」という声が)

斎藤さんは、スノーボーイ役でしたが、急にニブルス役の別の人が出演できなくなり、斎藤さんが出演経験があるニブルス役もやることになり、


A組、B組に別れての練習で、スノーボーイとニブルス両方で、

「ジェットは今夜勝つ~」
「シャークは今夜勝つ~」
(ここをちゃんと左右移動して熱演していました)

と交互にやっているうちに「あれ?今どっちの役だ?」と訳が分からなくなってしまった(笑)。

また、リフ役の岩崎(晋也)さんが、朝急に具合が悪くなってしまい、その日はなんとか出演して(「クール」でリフの歌のソロが終わったらすぐに退場する、などしていたそう)、翌日から、

松島さん:ベルナルド⇒リフ

菊池正さん:ドック⇒ベルナルド

に急変した話が出て、そういえば、何年か前の公演で、前の日にドック役でデビューした菊池さんがベルナルド役になって「ええ?!」ってことがあったなあ、と思い出しました。

水原さん
「僕、シャーク団なので、リフは敵なんだけれど、心の中で『岩崎さん、あと少し、あと少し』って応援していました」

コンタクト

松島さん
「全体の場当たりの後のフリータイム練習で、相馬さんとツェザリ君がよくケンカをしていて、でも険悪な感じじゃなくほほえましいっていうか」

相馬さんはちょっと反論したそうでしけれど・・・

(相馬さん、ツェザリ・モゼレフスキーさん、松島さんは、「コンタクト」PartⅠで、それぞれ、ピンクのドレスの女、貴族、召使い役でしたね。)

クレイジーフォーユー

フォーリーガールズ役の女性メンバーから、「特製ブラの作り方」の解説がありました。
指定されたブラを買い、左右の中央が重なるように縫って、支給されたレモンパッド(枚数は個人差あり)を入れるそうです。

水原さん
「『クレイジーフォーユー』で、女性の、顔を見て話している時はいいけれど、ふと胸元を見てしまうとドキドキする(というようなニュアンスのことを言われていました)」

出演経験者の数は演目によってけっこう偏りがあり、「美女と野獣」出演者は松出さんと小菅さん(と司会の西尾さん)しかいませんでした。
確かに、「美女と野獣」アンサンブルのキャストと、「ソング&ダンスシリーズ」のメンバーって傾向が違って、あまり被らない気がします。

逆に、ウエストサイド物語とスーザンストローマン作品は、ダンサーパートのほとんど全員が出演している感じです。

瀧山久志さんは「オペラ座の怪人」キャストだし、
山本紗衣さん、吉田絢香さんはオペラ座と『リトルマーメイド』なので、今回のトークではぜんぜんお話を聞けませんでした。
28日のイベントでは「オペラ座の怪人」『リトルマーメイド』が入っていたので話があったみたいですね。

決まった質問に答える形ではなく、「何かエピソードがある人いますか?」という進め方なので、誰からも何の話も出なくてシーンとする間もあったのですが、そういうところは西尾さんが上手に話を振っていて、本当によく周りを見ている方なんだな、と思いました。

私物放出プレゼントコーナー

トークの後は、俳優さんからの私物供出のプレゼントがありました。

当然ながら、すごく盛り上がりました!

内容は

水原 俊さん 「サングラス」(四季に入る前、韓国でツアーに参加していたときからの愛用品だそうです)
芝 清道さん 「2014年博多祇園山笠キャッツてぬぐい」2本
大森瑞樹さん 「中国の切り絵」2枚
飯田達郎さん 「サインをしたカードを一番上に出すマジックに使っていたトランプ20枚セット」

そして特別賞として、
松島さん から「ソング&ダンス55STEPSのつなぎの衣装、私物の伊達メガネ、ストール、すみれのカップ麺」
でした。

雅原さん「ストールは洗濯すみ?」
松島さん「していません」
雅原さん「お洗濯していないそうなので、洗ってから使ってください!」

特別賞以外は、席番号による抽選で、水原さんのサングラスが当選したのは年配の男性。
雅原さんが「お父さんかけてみてください!」というと、立ち上がってかけてみせてくださり、とっても似合っていました。

西尾さん(切り絵を持っている大森さんに)
「それは何ですか?」

大森さん
「中国の縁起ものです。春節に、窓や壁に貼ります」

西尾さん
「春節は中国のお正月ですね。いつくらいだっけ?」

大森さん
「えーと、たぶん、バレンタインデーくらい・・・かな?」

大森さんは、切り絵を渡すときに、なぜか大まじめに

「捨てないでくださいね」

と言っていました。いや、絶対に捨てないでしょう!(笑)

達郎さんのトランプには、FESTIVALの出演者の多くと、加藤さんのサイン、その他は、

達郎さん
「『リトルマーメイド』で深海でうねうねしている中橋さん(ジェットサム役)と、兄貴・・・も役者なんですけれど飯田洋輔っていいます、それから照明スタッフの人、あとうちの母のサインが入っています。
サインなので、読めないと思って、対応表も作ってきました!」

達郎さんお手製のサイン早見表つきなんて、これも特別賞級だなあと思いました。

特別賞だけ、客席全員と松島さんとの勝ち残りじゃんけんで、最後まで勝ち残った女性は、舞台の上でプレゼントを進呈され、キャスト全員との記念写真撮影もありました。

サプライズ

最後は出演者の皆さんが、「Thank you for the music」を歌いながらの退場、かと思ったら、4組に分かれて通路の後方に待機し、「こちらでおまちしております」と声が掛かりました。

通路でお見送りしてくださったの、すごく嬉しかったです!

「Song&Dance60~感謝の花束」東京凱旋公演の時は、ロビーでお見送りがありましたが、
客席数が少ない自由劇場と違って、電通四季劇場は席数も多いし、1階ロビーの構造上からも、公演の後でお見送り実施は無理なので、このお見送りは、イベント参加者への特別プレゼントですね☆

私は、一番下手の通路から出て、西尾さん、味方さん、松島さん、川井さん、井上さん、三井さんと握手していただきました。

本番後まで充実したイベント、どうもありがとうございました。

おまけ

このイベントとは別の日にもらった、サイン入りのカードです。
開けるまでどなかたのサインかは分からないのですが、私は厂原時也さんのサインでした。

「ソング&ダンス」シリーズには、もともと、ファンへの感謝、という側面がありますが、
特にこの時の「劇団四季FASTIVAL」は、イベントがあったり、四季の会会員限定で直筆サイン入りカードのプレゼントがあったり、メイキングDVDの販売(1,500円)があったり、かなり特別色の強い公演でした。

今振り返ってみると、これ『アラジン』開幕前なんですよね。
まだ瀧山さんのことも三井さんのこともあまりよく知らなかったし、
松出さんはまだミストフェリーズじゃなかったし、

たったの4年弱前だけれど、もうずっと昔のことのような気がします・・・

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