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「劇団四季Festival!~扉の向こうへ」2015年1月9日夜公演感想とイベント「0幕~秘密の扉」

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2015年1月9日、劇団四季「Festival!~扉の向こうへ」夜公演と、開演前イベント「0幕~秘密の扉」のメモをまとめました。

※過去書いておいたメモから再編集しました。
観劇中ももちろん、イベントでも、録画・録音禁止なので、記憶違い等があるかもしれません。
「取材して書き起こした記事」ではなく、個人の、備忘メモとしてお読みいただければ、と思います。

2015年1月9日夜公演の出演者

ヴォーカルパート
味方隆司(M.C.) 瀧山久志
飯田達郎 芝 清道
上川一哉
岡村美南 雅原 慶
山本紗衣 吉田絢香
ダンサーパート
松出直也 斎藤洋一郎
西尾健治 松島勇気
水原 俊 大森瑞樹
朱 涛 厂原時也
加藤久美子 駅田郁美
相原 茜 相馬杏奈
井上佳奈 原田麦子
川井美奈子 村上今日子
小菅 舞

開演前イベント「0幕~秘密の扉」

イベント受付は15時45分から開始でしたが、15時10分にはかなり長い列ができていました。

私「電通四季劇場海」での開幕前イベントには初めて参加したのですが、いつも外の階段にそって並ばされるのでしょうか?
雨や雪だったらどうするんだろう・・・?

私が並び始めたのは、サブウェイの前くらいだったのですが、イベントの座席はセンターブロック7列になりました。本番観劇は2階なので、本番よりも舞台に近い。

普通、四季の会会報誌「ラ・アルプ」や公式サイトのイベント告知には、イベントの概要が罹れていますが、今回は、「秘密の扉」というタイトルで、内容はシークレット。

といって、開演前なので、リハーサル見学なんだろう、と予想はしていましたし、その通り、リハーサル見学でした。

ただ、通常の、場当たり稽古を除かせてもらう、というのとはちょっと違っていました。

リハーサルしていた場面は「オーバーチュア」

今回は「扉の向こうへ」というサブタイトルのように、「扉」がテーマなので、オーバーチュアにはたくさんのドアが出てきます。

ダンスキャプテンの加藤久美子さんの指示で、ドアの動きを確認していきます。

ドアには前を見るための小さなのぞき穴はまったくなくて、俳優さんは前は全く見えない状態で動かしているそうです。

数回、ダメ出ししながら繰り返した後、

加藤さんが、「せっかくなので裏側からもお見せします」と言い、

舞台の前と後を入れ替え、俳優さんが客席側にいる、後ろ向きの動きをやってくれました。

いや、これ、前後ひっくり返したら場ミリとか、わずかに見えているはずの舞台袖などの目印がまったく逆になってしまいますし、
「FESTIVAL!」では舞台の端が階段なので、ものすごく大変なはずです。

リハーサル見学、というより、これをお客さんに見せるための練習をけっこうしていますよね?

おかげで、どうやって倒れた状態のドアを起こしているのか、
左右対象にて動くときの呼吸の間合いなどが見られました。

リハーサル見学会では、質疑応答がセットになっているのが定番のイベント内容ですが、このときは質疑応答はなくて、後半は、雅原慶さん・山本紗衣さんが中心になって、”Thank you for the music”の歌唱指導がありました。

客席通路にも何人か俳優さんが入られて、私の席の近くには齋藤洋一郎さんが立っていました。

“Thank you for the music”の本番で使う、、「ありがとう」「音楽」の2つの手話も教えてもらい、客席と役者さん全員で、手話入りで歌いました。楽しかったー♪

イベント全体の進行は松島勇気さん。
適度にくだけていて、こうしたイベント(マスコミ取材もですが)のこなし方うまいなあ、と思います。

「Festival!」2015年1月9日観劇感想

2階席はやっぱり床照明が見えて、2階ならではの楽しさがあります。特に2階最前列は舞台までの距離も近いので、おすすめです。

今、一番好きなナンバー、「パリの縁日」(アスペクツオブラブ)では、投げたボールは、大森さんへのデッドボールにならずに大きく外した暴投になり、ボールが当たらなくても大森さんは怒って(そうしないと話が進行しない)乱闘へ。
踏みつけられる厂原さん。

「夜の女王」の後、お客さんが、3枚のカードから1枚を引いて、その色で次にやるナンバーを選ぶのですが、観劇3回目にしてようやく「赤」=「コンタクト」の”SingSingSing”になりました。

赤選んでくれたお客さん、ありがとうございます。

男性は黒の衣装で、女性が赤、猥雑な雰囲気の「コンタクト」のシーンよりも洗練された感じ。

センターで踊るのは松島さんと加藤久美子さんでしたが、松出さんのソロもありました。

クペジュテアントゥールナン、というジャンプだと思いますが、

松出さんは「心の奥を見つめてごらん」でもこのジャンプをしていて、すごくきれいですし、着地が軽い。

「コンタクト」は元々、作品の中で使われている楽曲が、オリジナルではなく既成の曲なので、

「コンタクト」のナンバーを、「Festival!」独自アレンジにした、というよりも、
“SingSingSing”という曲に、加藤敬二さんが振付した、という感じに受け取れてしまい、

「Song&Dance」シリーズの、元の作品とは違う切り口のアレンジを楽しむ、要素は、他の作品のナンバーよりも薄い点は否めないと思います。

本編で、黄色いドレスの女とワイリーが、一列になったダンサーの「またくぐり」をする場面と同じような、ダンサーが一列になって、その背中を吉田さんが走っていく(両側から支えあり)、というシーンがあって、そこは、ちょっと元の作品からひねった感じがありました。

「コンタクト」本編では、では”SingSingSing”は途中からイエローとワイリーのデュエットになり他のダンサーの踊りはなくなるので、1曲通して群舞でみられるところは、「Festival!」バージョンの方が、「ダンスをたっぷり」見た感があってうれしいです。

「コンタクト」公演には出演がなかった(アルプなどの情報によるとオーディションは受けたらしい)斎藤さんのダンスも見られたのもよかった。

「アンダーザシー」では、大森さんの、カリプソのリズムに乗せた腰の動きに半端なさに打たれました。
この曲では、後半は楽器を演奏するマーチングになるため、ダンスの動きが限られる分、役者さん同士のアイコンタクトなどの表情を見るのが楽しいですね。水原さんがすごく楽しそう。

表情、といえば、「ミストフェリーズ」ナンバーでの、松島さんの雰囲気が、かなりミストフェリーズ役の時の雰囲気になってきたように感じました。
あるいは私が3回目で「これもあり」と説得されてきたような気がします。

2015年1月15日の、終演後イベント「後夜祭」の感想はこちら。

「劇団四季FESTIVAL!~扉の向こうへ」イベント『第3幕~後夜祭』2015年1月15日メモ2015年1月15日に開催された、「劇団四季FESTIVAL!~扉の向こうへ」終演後イベント、「第3幕~後夜祭」の第1回目の内容をまとめ...

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