この記事では、炊飯器を使って「ほおっておいてできる」鶏もも肉の長時間ぽいるの作り方を紹介しています。
アイラップを入れた鶏もも肉を炊飯器保温モードで6時間以上低温ボイルすると、手でさけるくらいほろほろになります。
時間はかかりますが、炊飯器の保温モードに入れておくだけなので、その間寝ることも出かけることもできるし、カンタンに作れます。
観劇弁当として、のっけごはんにしたり、サンドイッチにしたり、
作って置いて、観劇後帰宅してからの夕飯や夜食にもいいですよ。
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材料他用意するもの
鶏もも肉 1枚
塩 肉の重量の1%
こしょう 適量
アイラップ、炊飯器、温度計など。
アイラップは耐熱温度120℃の、湯せんできる食品用ポリ袋です。
今回の調理では、湯温度60℃、炊飯器の保温温度は72℃くらいなので、底面に触れさせない、などあまり気にしなくても大丈夫。
しかもアイラップは、中の空気を抜いて口をねじって結ぶのがとてもやりやすいので、
まだ使ったことがない方ぜひ、使ってみてほしいですね。
鶏もも肉低温長時間ボイルの作り方
プロセス
準備として、保温過熱に使うお湯を沸かしておきましょう。
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STEP01鶏肉の下処理
筋膜の端っこの、白くて固い部分を切り取り、厚みが均等になるように切り開きます。
こんな感じに。
塩胡椒を振ります。
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STEP02アイラップに入れる
下処理した鶏肉を平らになるようにアイラップに入れます。
あおなみ1枚のアイラッブに入るのはもも肉1枚分(約300g)。たくさん作りたいときは、袋を分けます。 -
STEP03空気を抜いて密封する
できるだけ空気を抜きながら口をねじってしばります。
ボウルに水を張って、漬けながら空気を抜くとやりやすいです。 -
STEP04保温過熱する
炊飯器の内釜に60℃のお湯と、アイラップに入れた鶏肉を入れて、6時間以上保温します。
沸騰したお湯と常温の水を1対1で混ぜるとだいたい、60℃になりますが、季節によっても変わりますので一応、温度計で確認します。
鶏肉の大きさや、厚みにもよりますが、今回は約300gで6時間半保温しました。
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STEP04できあがり
炊飯器から取り出し、粗熱が取れたら、鶏肉を取り出します。
あおなみ身は手でほぐせるくらいにやわらかくなっています。
保存する場合
作ったボイル鶏肉は、冷蔵庫で3日程度保存できます。
加熱が終わると、アイラップ中に、わりとたっぷりめの、鶏から出た汁がたまっています。
冷蔵保存するときには、
鶏肉を取り出して、別のアイラップに入れて冷蔵庫に入れます。
汁は汁だけで保存し、スープなどに使えます。
一緒に保存してもいいのですが、
スープに入れたまま冷やすと、ゼラチンや脂肪が固まって鶏肉にくっつきます。
特に冷え固まった脂肪は食感が悪いので、別々にして冷蔵庫に入れるのがオススメ。
まとめ
短時間でできる、という意味の時短料理ではありませんが、保温中は放置でよいので、作業時間が少ない、という意味では手間なし、かんたんな料理です。
できたボイル鶏肉は、
などいろいろ活用できます。
この長時間ボイルの鶏もも肉を使って、バインミー風のバゲットサンドにしました。