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劇団四季『ジーザスクライストスーパースター』マリア役山本紗衣さんインタビュー

劇団四季山本紗衣さんインタビュー
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2019年6月7日放送GAGA Friday(@FM 80.7)での、
劇団四季俳優山本紗衣さんのラジオインタビューから、印象に残ったところや感想をまとめました。

パーソナリティは黒江美咲さんと米谷恭輔(BOYS AND MEN 研究生) さんのお二人です。

劇団四季山本紗衣さんインタビュー

旅のマストアイテム

最初に黒江さんから、

「6月12日水曜日から名古屋四季劇場で開幕する「ジーザスクライストスーパースター」のマリア役、山本紗衣さんに来ていただいています」、と紹介がありました。

山本さん
山本さん
緊張しています。

黒江さん:
ラジオはお久しぶりですか?(山本さん「だいぶん、久しぶりです」)
じゃあ、こうして声を聴けるのはファンの方も久しぶりなんですね。

米谷さん:
レアですね。

黒江さん:
今日の番組のメッセージテーマが「旅のマストアイテム」なんですが、旅しています?

山本さん
山本さん
そうですね、プライベートの旅をするは難しいんですが、劇団では、全国公演があったりするので、それで全国各地を回って公演をするので、私にとってはそれが旅ですね。

黒江さん:
今回の名古屋も旅公演なんですか?

山本さん
山本さん
今回は旅ではなくて、ステイなんですけれど、
去年「ジーザスクライストスーパースター」では全国公演をしたので旅といえばお仕事、というかんじですね。

黒江さん:
何か旅のマストアイテムってあります?

山本さん
山本さん
ええと、まくらかな・・・いえ枕は持って行けないですね。でも、寝具、パジャマとかはすごくこだわります。リラックスできるように。

黒江さん:
じゃあ、ホテルに滞在する時もマイパジャマで?

山本さん
山本さん
マイパジャマです。

黒江さん:
そうなんですね!
それはかなりのこだわりですね。適当にその場の浴衣とか着ると朝ペローンとなっていたりしますもんね。

山本さん
山本さん
そうなんです。絶対に「これを着たらどこでも『おうち』」という気分になれるパジャマを持って行きます。

山本さんは枕を持って行かないそうですが、全国公演が多い役者さんで必ず枕持参、という方もいらっしゃって、「ガンバの大冒険」の時はノロイ役南圭一郎さんの枕の名前募集企画がありましよね。

マグダラのマリア役について

黒江さんから、ジーザスクライストスーパースターのあらすじ、作品紹介の後、

黒江さん:
山本さんは、マリア役ずばり、どんな役どころなんでしょうか?

山本さん
山本さん
マリアといっても、いわゆるキリストの母である聖母マリアではなく、
マグダラのマリアという、女性なんですけれど、聖書では罪深い女とされている、娼婦ですね。

聖書では娼婦だった彼女がイエスと出会って改心するというキャラクターなんですけれど、

この作品の中では、主人公のイエス・キリストを、人間として初めて愛して彼の進むべき道を見守り、見届ける、という役ですね。

黒江さん:
重要な役どころですよね。

作品の見どころ

米谷さん:
「ジーザスクライストスーパースター」はこれまでに何度も上演されている名作ですが、この作品が長年愛されている理由って何なのでしょうか?

山本さん
山本さん
この作品は、アンドリュー・ロイド・ウェーバーさんの作曲で、「オペラ座の怪人」『キャッツ』を作曲した彼が、20才の時に作曲したもので、すごくエネルギッシュが音楽で、

休憩がないんですよね。

最後の7日間をぎゅっと100分に凝縮した作品なので、そのエネルギッシュなところがお客様に愛されている理由かな、と思います。

黒江さん:
普通、こうした上演って10分、20分の休憩がありますよね。
じゃあ、すごく濃縮した時間で。

米谷さん:
瞬きできないですね。

山本さん
山本さん
そうですね。

黒江さん:
そののめり込ませるための工夫として、セットも気になるところですが、すごくシンプルなんですよね。

山本さん
山本さん
転換が一切なくて、舞台上はエルサレムの荒野で、本当に舞台上に石、岩、砂があるんですけれど、
劇場に入っていただくと、その荒野が広がっているんですが、
照明の力でそこにいろんなシーンが表現されているという。

個人的には、照明がとてもきれいなので、ぜひ見てほしいです。

黒江さん:
シンプルな分、他の演技や照明で工夫が必要で、見せ所になっているんですね。

山本さん
山本さん
あと、舞台が傾斜なんです。最大45度の傾斜をしています。

黒江さん・米谷さん:
ええっ!

山本さん
山本さん
奥に向かって反り返るような舞台なので演じ手も必死なんですけれど、お客様もぜひくらいついてみていただければ。

黒江さん・米谷さん:
うわあ、気になる❗️

米谷さん:
上演中の音楽もこだわりがあるんですよね。

山本さん
山本さん
この作品の音楽は全編ロックなんですね。
キリスト教と言えばクラシック音楽のイメージがありますが、
これもロイド・ウェーバーの作戦なのですが、キリスト教のイメージをこうバッと変えたかった、ということで、ロックなんですね。

セリフがほとんどなくて、ロックオペラで、ずっと進んでいくんですけれど、本当にすごくいい曲ばかりです。

黒江さん:
こういった作品で、たとえばマリア役でも何人かいらっしゃいますよね。
その中で横のつながりってあるんですか?

山本さん
山本さん
ああ・・・今回はマリアは私一人なのですが、、
以前の公演で、同期の子がいっしょにマリア訳に入った時は、キャラクターについてお互いに相談しあいながら、励ましあいながら作っていった思い出があります。

黒江さん:
お稽古全体としては記憶に残ることってありましたか?

山本さん
山本さん
この作品は、人間のいろんな感情をすごく使うんですね。
メインキャストはもちろん、アンサンブルひとりひとりが、自分の感情をどう引き出せるか、という稽古をして、
稽古中も涙が出たりとか、すごく高まったりとか、そういう内面の稽古をすごくしたことが印象深いですね。

黒江さん:
そういった感情が全部出る舞台だからこそ、観ている側も裸にならざるを得ない、と。

山本さん
山本さん
キリスト教ってあまりなじみがないと思うんですけれど、キリスト教だと思わずに、人間ドラマとして、キャストたちの心のエネルギーを感じに来てくださればうれしいです。
山本さんからラジオのリスナーの皆さんに

この作品は、名古屋での連続上演は18年ぶりです。
東京の公演は即日完売してしまったのですが、その公演が名古屋に来て、キャスト全員が一丸となってやっていますので、
ぜひぜひ、皆様観に来ていだたけたらうれしいです。
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感想まとめ

あおなみ
あおなみ
今回のインタビュー、リアルタイムで、(radikoプレミアのエリアフリーで)、電通四季劇場[海]のロビーで聞いていました。

インタビュー時間が短めで、今回は山本さん自身についての内容はなかったのですが、確かに、山本さんのラジオインタビューを聞くのは久しぶり、というか、
もしかして、私は、音声でちゃんとお話を聞いたのが初めてかもしれません。

山本さんはかわいらしい容姿だし、役のイメージもあって、すごく女の子っぽいイメージを持っていたのですが、
声や話し方を聞くと普段の、素の山本さんはかなりさっぱりした人なんだなと感じました。
そういうニュアンスは、この記事の文章ではなかなか伝われないと思いますが・・・

もうちょっと時間が長いインタビューや、オフステージイベントなどでお話を聞いたらすごくおもしろそう。


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