「名古屋に行くんだけど」と話すと、複数の人から勧められる、台湾ラーメンで有名な「味仙(ミセン)」に、
リトルマーメイド名古屋公演千穐楽(とその前の日の夜公演)のために、名古屋に1泊した際に、初めて行きました。
教えてくれた人たちによると、
なのだそう。
実は、私、
激辛得意ではないんです!
普通程度に辛いものなら好きなんですが、タイ料理でも、香りはおいしそうだな、と思って食べると後悔する、ということもしばしば。
しかし、「『味仙』の台湾ラーメンは辛いだけでなくおいしいしよ、まあ、どうしてもなら普通のチャーシュー面もあるし」と言われ、
それに『リトルマーメイド』名古屋公演が終わったら、名古屋に来る機会も減るかも、なので、トライすることにしました。
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名古屋『味仙』の台湾ラーメンとは?
『味仙』が元祖の台湾ラーメンは台仔麺から進化した
味仙は、昭和40年代に名古屋で創業した、台湾料理店。
台湾ラーメンは、味仙創業者の、郭明優さんが台湾料理の台仔麺を辛くアレンジして作り、最初は店の人のまかないだったそうです。
台湾ラーメンが店のメニューになってからも、当初は一部のお客さんの中でだけ食べられていましたが、
1980年代の激辛ブームで人気に火が付き、他のラーメン店も「台湾ラーメン」という名前で、激辛のラーメンを出すようになり、今では「名古屋めし」のひとつとして有名になっています。
現在『味仙』は、今池本店の他、
矢場店、JR名古屋駅店、大名古屋ビルジング店、中部国際空港店、名古屋駅店 (柳橋)など、名古屋市内と近郊に11店舗、
東京・神田に2店舗がありますが、
フランチャイズ店ではなく、創業者の子どもたちでのれん分けしたのだそう。
東京のお店の名前は、「郭政良 味仙」となっていますね。
以外にシンプルな「台湾ミンチ」
味仙の台湾ラーメンの味は、鶏ガラスープと辛い「台湾ミンチ」を合わせたものが基本で、店舗によって、ミンチを乗せる、スープで煮る、という違いがあるそう。
この台湾ミンチ、何か特別な中華調味料が入っているわけではなく、材料は
豚ミンチ、唐辛子、にんにく、塩、砂糖、醤油、味の素登録商標
だけ。生姜も入っていないのは意外でした!
味仙の台湾ミンチは、毎日、豚肩肉ブロックをお店でミンチにして、作っているそうです。
https://www.ajinomoto.co.jp/foodservice/useful/butaiura/09/
JR名古屋駅構内うまいもん通りにある「味仙」で台湾ラーメン初体験
味仙JR名古屋駅店の行き方
『味仙』を教えてくれた人に、「本当は今池本店を勧めたいんだけけれど」とは言われていたのですが、
今回の遠征スケジュールでは、1日目が夜公演の観劇で、2日目は昼公演(千穐楽)を観たらすぐに帰京するため、昼ごはんを食べる、という選択しかなく、
JR名古屋駅店にしました。大名古屋ビルジング店も11時からやっています。
JR名古屋駅店は駅構内の、「うまいもん通り」という、飲食店街に入っているので、探しやすいです。(大名古屋ビルジングも、ビル自体が大きくて駅前なので、迷うことはないと思います)
ただし、「うまいもん通り」には
広小路口
太閤口
名古屋騾麺通り
の3ヵ所があり、そのうち、味仙があるのは太閤口の「うまいもん通り」なので、注意。
太閤口は、新幹線改札から近い方の出口です。
太閤口に向かって左折して進み、左手に、「あおなみ線」の改札口を見ると、
「うまいもん通り」
があります。
「うまいもん通り」の入口にある『リトルマーメイド』のかわいい人魚の看板、といっても劇団四季やディズニーではなく、「アンデルセン」系列のパン屋さんです。
「うまいもん通り」の突き当りの右手が、味仙です。
土曜日の14時ごろで、待たずに入れましたが、食事を終わって30分後に出てきたら、並んでいたので、本当にちょっとしたタイミングなんだと思います。
店の前にも大きな写真のメニュー看板が出ていました。
ごちゃちゃっとにぎやかな感じが台湾っぽいですね^^
味仙JR名古屋駅店のメニュー
味仙JR名古屋駅店のメニューはこちら。
定食メニューなどはなく、本当は2人以上で取り分けて食べるのが基本なんですね。値段もすごく安い、というわけではないです。
おすすめは、青菜炒めとコブクロ、と聞いていましが、それ一人で食べきれないだろうし。
「台湾ラーメン」は1種類で、辛さの段階や、にんにくのあり、なしの区別はありません。
生卵を入れるかどうかは選べます。
困った。
普通の台湾ラーメンだと、きっと辛すぎるので、「アメリカン」にしようと思っていんですが、
ない。
普通の台湾ラーメンにして、大丈夫かなあ。
しかし、店員さんに訊いてみると、
ラーロージャンメンも、台湾丼も、台湾ラーメンと同じ、台湾ミンチが乗っているので、辛さは同じだと。
唐辛子2本マークだもんねえ。
辛くない、普通のラーメンやチャーシューメンもあるんですが、
でも、せっかく来たので、看板メニューの台湾ラーメン卵あり(820円)を注文しました。
JR名古屋駅店では、ニンニクなしもできないそうです。
台湾ラーメン、初体験
7、8分待つと、来ました。
ニラは思ったより少なくて、具はほぼ台湾ミンチのみ。
食べてみると、
ダイレクトにスープを飲まなければ、
食べられない、というほどの辛さではなかったのでほっとしました。
すすめてくれた人から聞いていたように、辛いだけではなく、シンプルな味だけれど、おいしいです。
ニンニクも、入っているんだけれど、そんなにキツイ感じではないです。
1種類しかない分、辛さもニンニクも、わりとマイルドにしているのかな、と思います。
これだったら、普通程度に辛いものはまあ好きだよ、という人は大丈夫なのではないでしょうか。
そして、食べていて気が付いたんですけれど、台湾ラーメンは量はそんなに多くないんですよね。
本来は、2人くらいで、とりわけて2、3種類料理を食べて、ビールを飲んで、シメが台湾ラーメンなんでしょう。
もともと、台仔麺(たんつーめん ターアーミー)は、ごはん茶碗くらいの量で食べるものですから、それがもとになった台湾ラーメンも、それ1つでお腹いっぱいにする、というものではないのかも。
(私はこの日のお昼はこれだけにしましたが・・・)
男性で、ラーメンと一緒にごはんを注文している人もいましたし、
隣の若い、小柄でかわいい女性は、台湾ラーメン、台湾丼、ビールを一人で食べていました。
店頭で、持ち帰り用の手羽先とか、台湾ラーメンを売っていました。
台湾ラーメンは、Amazonでも買えます。
「味仙」JR名古屋駅店 まとめ
「味仙」JR名古屋駅店は、名児耶駅構内にあり、11時から通し営業で、クレジットカードや交通ICが使えるので便利。
のれん分けしたお店のグループによって、
微妙に味付けが違うみたいなので、やっぱり機会があったら今池本店に行ってみたいです。
とりあえず、次回名古屋に行くまでに、東京のお店に行こうと思います!
『味仙 JR名古屋駅店』の詳細情報
店舗名 | 味仙 JR名古屋駅店 |
住所 | 〒450-0002愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 |
電話 | 052-581-0330 |
最寄り駅 | JR名古屋駅構内 |
営業時間 | 11時~23時(ラストオーダー22時) |
定休日 | 年中無休 |
地図 |