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電通四季劇場【海】『アラジン』C席観劇でオペラグラスは必要?

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電通四季劇場 [海]で上演されている劇団四季『アラジン』では、C席は2階の一番後ろの2列。そこでオペラグラスはいる?いらない?について
自分で使ってみたレポをまとめました。

2019年8月16日
電通四季劇場【海】でのオペラグラスの貸し出しがなくなったため記事内容を修正しました。

あおなみ
あおなみ
『アラジン』のC席に初めて座るのですが、2階席の一番後ろの方ですよね、オペラグラスはあったほうがいい?
あおなみ
あおなみ
作品そのものを楽しむのにはオペラグラス必須、というわけではないと思います。
リピーターは、細かくみたいポイントがあると思いますので、好みで使ってもいいかもしれません。

オペラグラスがあった方がいいこと、かえって分かりにくくなる点について、私が実際に使った個人的な所感を書くので参考にしてみてください。

私はコンタクトで矯正して視力1.0なので(暗いところがちょっと見えにくいですが)そのくらいの視力がある場合、という前提です。
また、遠く感じる、近く感じる、というのは主観なので、参考としてお読みください。

大同生命ミュージカルシアター電通四季劇場 [海]『アラジン』公演のC席の場所

劇団四季『アラジン』の公演では、C席は、2階席の後ろ2列に設定されています。

一番、舞台まで遠い席になりますので「オペラグラスがないとダメかな?」って感じもしますが、

実は、劇団四季専用劇場の場合、2階席の一番後ろでも、それほど舞台まで遠い感じはありません

「海」に限らず、劇団四季専用劇場の2階C席では、顔の細かい表情は分かりませんが、芝居(キャラクターの意思と感情)はちゃんとわかります。個人的に、『アラジン』でおすすめの座席のひとつ、と思っています。


『アラジン』C席でオペラグラスは必要?

劇団四季の作品を初めて観る人、『アラジン』を初めて観る人、は、最初から細かいところを見ようとするより、1回目は作品全体を味わったほうがいいんじゃないか、と個人的には思います。

初めてだけれど、出演者の顔を確認しておきたいとか、特に好きな役者さんがいて、その人の場面では顔の表情まで見ておきたい、ということであれば、また別ですけれどね。

『アラジン』を何度も観ているリピーターは、それぞれに、「見たい」ポインドあると思うので、お好みで。

私は、オペラグラスを使うと、視界が狭くなり、他を見逃すので、劇団四季専用劇場では、基本的には使いません。
(『アラジン』だけではなく、他の作品もです)

オフマイクのお芝居で、特に好きな場面では使うことがあります。

1月11日の『アラジン』観劇で、「ハイアドベンチャー」の前、カシームがターバンと剣の交換を交渉する場面をオペラグラスで見ていたら、武器屋役の南さん(男性8枠)が、「3本(持っていっていいよ)」と答えていました。
ここはオフマイクなので、言葉そのものはC席では聞き取れませんが、口の動きから何を行ってるのか分かったりして、そういうのは面白いですね。

一方で、オペラグラスでそこを見てしまうと、下手のスパイス屋さん(男性6枠)とか、奥のバブーシュ屋さん(男性12枠)の様子は見えません。

オペラグラスを使うと、メイク、衣装や小物などが、1階前方席から肉眼で見るのよりも細かく分かったり、ガヤの会話が口の動きで分かったり、「ツール」を使う故の楽しさはあります。
一方で視界が小さく限定されるので、その場面全体のことが分かりにくくなるという欠点もあります。

C席は確かに舞台までやや遠いですが、郡舞や登場人物が大勢いる場面でも後ろまで人同士被らないで見える、端っこの席(1月11日はC席の下手の一番端でした)でもほとんど見切れがない、床照明(アラジンでは、照明でモザイクタイルを描いていたりします)がはっきり見える、1階前方席よりもセットの奥行きがはっきり感じられる、といった遠い席ならではのメリットもあるので、それらを存分に楽しむのもいいですよ。

オペラグラスを買うならどんなもの?

2019年8月16日修正
「四季劇場【海】」ではオペラグラスの貸し出しはなくなりました。
1階の、公演プログラム販売コーナーでオペラグラスを1,100円で販売しています。
また、他の劇団四季専用劇場でも随時、貸し出しを止めていくようなので、必要かな、と思ったら下で紹介する程度のモデルを自分で購入したしておくといいでしょう。

以前、劇場貸し出しに使われていたオペラグラス

劇団四季専用劇場では、オペラグラスの貸し出しがあります。

電通四季劇場 [海]で、2019年1月に私がC席歓迎した際に、有料で貸出していたオペラグラスは、「Vixen Arena 8×21」。

この形とスペックで色がシルバーのものは、現在市販品にはないみたいですが、同じメーカーの、同じスペックの商品は、メーカー小売価格8,000円(市場実勢価格は6,000円弱)。
劇場で置いていたものと同スペックですからこちらを購入すれば間違いはないと思います。

劇場にあったものよりも安いオペラグラスを使ってみました

2019年1月11日の、『アラジン』C席観劇で、自分で購入した、ミザールテックのオペラグラス「LD-821S」を使ってみました。

こちらは、メーカー希望価格で2.800円、市場実勢価格は1,500円程度なので、劇場で借しだしていたものよりもかなり安いモデルです。

真ん中の部分で、ピントを合わせます。

赤い丸で囲んだ部分は「視度リング」で、左右の見え方の差を調整します。

安い、といっても貸出のものと、倍率と対物レンズ径は同じ、実視界はこっちの方がちょっとだけ広いけれどほぼ変わりません。

微妙にピントが合わせにくいように感じましたが、そんなに気になるほどでもありませんでした。

劇場にあるタイプより、たたむと細くなるので、バッグにも入れやすいです。

ストラップが外せないタイプなので、好みでなかった場合も他のストラップに付け替えることができません。
まあ、1,500円程度のものにそこまで求めるのはムリがあるかな、と思いますが。

私は普段は、1階10列より前に座ることが多くその場合はオペラグラスは使いませんし、
C席でもC席ならではの、全体が見通せることを楽しむ方針で、「念のために持っておこうか」程度であまりグラスにこだわりがないですから、このモデルで十分。

ちなみに、倍率が大きいほど手振れしやすくなります。
劇団四季専用劇場C席なら8倍で十分です。
あまり倍率が高いとぶれやすいですし、視野に入る範囲がせまくなりすぎます

安いオペラグラスは、レンズとレンズのあいだにゴミが入っていることがあるそう。
不備の場合は、楽天でもamazonでも返品、交換してもらえるので、入手したらすぐ確認しましょう。

『アラジン』C席観劇にオペラグラスは必要?まとめ

  • 作品を楽しむという点からは劇場四季専用劇場では、C席でもオペラグラスは必ずしも必要ない。
  • 特に初見の作品だったら、全体が見通せる、見下ろす視点になるC席の利点を堪能した方がいい(と個人的に思う)。
  • 何度も見ているリピーターは、自分で見たいポイントに合わせて使っても楽しいかと。
  • 劇団四季専用劇場でのオペラグラス貸し出しはやめていく方向のよう。必要かも?と思ったら手ごろな価格のものを購入してみては?

劇団四季専用劇場ではない劇場では、1階の後ろの方や、2階席は舞台までとんでもなく遠いことがあるので、1階中央よりも後ろの席を買ったら念のためオペラグラスを持って行ったほうがいいかもしれません。


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