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【劇団四季キャッツの猫たち】ヴィクトリア(’02配布のカード)

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この記事では劇団四季ミュージカル『キャッツ』ヴィクトリア役について、2002年大阪公演夏休み企画で配布されたカードの記録を兼ねて、キャラクター紹介をしています。

ヴィクトリアには劇中ではソロナンバーはないのですが、真っ白な猫は他にいないので、初見でも見分けやすいです。

劇団四季『キャッツ』【ヴィクトリア】ってどんな猫?

<ヴィクトリア>

「ジェリクルソング」での一言ソロはありません。
「ジェリクル舞踏会」での、「白!」が、唯一、ヴィクトリア役の人の声を聴ける機会です。

真っ白な若いメス猫。きれいな飾りのついた首輪をしています。

ヴィクトリアには、ロバート・ハインデルの絵画、”Victoria the white cat”のテーマにもなっている、ソロダンスのシーンがあります。
とても印象的なシーンで、ヴィクトリアは姿も美しいので、あの場面に憧れてバレエを始めたり、劇団四季を目指したりする女の子も多いよう。
アダージオ、というゆっくりしたテンポで手足の進展(デヴェロッペ)やポーズを見せていく踊りなのですが、舞台に傾斜もあるしすごく難易度の高い場面だと思います。

テレビ東京系列の「美の巨人たち」で、ハインデルの絵を取り上げた時に、ヴィクトリア役の藤岡あやさんがインタビューで「生きる喜びを表現する踊り」と話されていました。

お嬢さまっぽいイメージの猫ですが、グリザベラに近づこうとする真っ直ぐさがあり、マキャヴィティに立ち向かう勇敢な面も。

ヴィクトリアは2018年8月開幕の東京公演からは、「ミストフェリーズ」ナンバーの、オールドデュトロノミーを取り戻すマジックのアシスタントに選ばれています(演出変更前はボンバルリーナでした)。


劇団四季『キャッツ』2002年大阪公演夏休み企画配布カード【ヴィクトリア】


(写真のキャストは望月由弥さん)

劇団四季『キャッツ』【ヴィクトリア】2001年大阪公演以降のキャスト

福岡公演 2021年7月27日~2022年4月27日
小島絵里衣、引木 愛、近藤合歓、関野ひとみ
東京公演 2018年8月11日~2021年6月20日
馬場美根子、小島絵里衣、関野ひとみ、引木 愛
大阪公演 2016年7月16日~2018年5月6日
杉野早季、藤岡あや、坂田加奈子、引木 愛、馬場美根子
札幌公演 2015年1月18日~2016年3月21日
馬場美根子、引木 愛、藤岡あや
福岡公演 2014年4月~10月4日
馬場美根子
静岡公演 2013年9月15日~12月1日
馬場美根子、吉田千那津
仙台公演 2013年4月23日~8月20日
廣本則子、馬場美根子
広島公演 2012年12月09日 ~ 2013年3月24日
斉藤美絵子、廣本則子
横浜公演 2009年11月11日~2012年11月11日
千堂百慧、斉藤美絵子、坂田加奈子、廣本則子、土井礼子、馬場美根子
東京公演 2004年11月11日~2009年5月3日
坂田加奈子、大月 悠、金井紗智子、宮内麻衣、レベッカヤニック、千堂百慧、斉藤美絵子、原田真由子、石川 縁
仙台公演 2003年12月19日~2004年5月5日
坂田加奈子、金井紗智子
広島公演 2003年8月2日~11月24日
坂田加奈子、金井紗智子
静岡公演 2003年4月29日~7月9日
大月悠
大阪公演 2001年3月11日~2003年1月30日
大月悠、坂田加奈子、望月由弥、佐藤匡子

劇団四季『キャッツ』【ヴィクトリア】についてのメモ

冒頭に書いたソロのダンスシーンが非常に目立つため、やはり一際ダンス力の高い人(クラシックバレエ経験者が多い)がキャスティングされています。
また、少女くらいの若い猫(ジェミマと同じか少し上くらい?)という設定らしく、華奢目な人が演じることが多い役ですが、『キャッツ』を見始めた大阪公演の時から、

  • ふんわり、おっとりした望月さん
  • 上品で大人っぽい佐藤さん
  • かわいらしい大月さん
  • 「ワルキューレ」と言われていたほどシャープな坂田さん

と、「えっと、これ同じ猫なんですよね?」と思うくらい俳優さんによってイメージが違いました。
まあ、それは他の猫にも言えることでもあるのですが・・・

そういえば、2004か5年ごろに、退団した望月さんのフロアバレエのクラスレッスンを受ける機会があったんですが、やっぱり、ヴィクトリアのイメージ通り、ふんわりした感じの方でした^^


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