19年10月に、キャッツを、上手サイドブロックC席で観劇しました。
19年2月にも上手サイドブロックC席で観劇しているのですが、その時は、一番上手側の通路から1つ入った11-92で、
今回は、センター側の通路ぎわ11-90です。
2月の時と、2列しか違わないのですが、
やはり、少しでも中央側に近い方がほんの少しですが、見やすいな、と感じました。
感想をまとめておきます。
主に、
初めて『キャッツ』を観るときに、C席を検討している人
に向けて書いています。
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キャッツ・シアター上手サイドブロックC席中央通路寄り席の見え方
今回座った席
今回、私が座ったのは、11列-90番です。
2019年2月に座ったのは11列―92番。
『キャッツ』のC席は、劇団四季公式の他、
- チケットぴあ
- JR東日本四季劇場チケットセンター・びゅうプラザ
- カンフェティ
- エポトクプラザ
など、一部のプレイガイドで取り扱っています。
今回は、劇団四季公式の、当日券前日予約で購入しました。
少しでも中央寄りの方がやはり見やすい
2列分ですが、少しはセンターに近くなるので、
全体的な印象で、端っこから見ている感じか薄らぎ、92番に座った時よりは「横から見ている」ストレスは少なかったと思います。
通路際なので、舞台側を観た時に、
視線が、人がいない通路の上になるため、見通しが良いですし、
ネコ(俳優さん)が通路を通った時に、「すぐ横にいる」感も増します。
やっぱり見づらかったところ
2幕の劇中劇『グロールタイガーの最期』で、
舞台の前方センターで、
グロールタイガーとグリドルボーンが芝居するところは、マイムの意味が伝わりにくいです。
2人(2匹)横並びになって、重なり合っていて、
漫才を真横から見るようなもので、分かりにくいのは当然ですよね。
しかも『キャッツ』にはセリフがなく、
このシーンも、歌に乗せて身振り手振りだけで場面の意味を表していますから、
その仕草がちゃんと見えないと、意味が伝わってきません。
また、舞台の下手側(向かって左)は、距離が遠くなる、というのもありますね。
その変わり、舞台の上手の端っこで、ネコが遊んでいたりする様子はしっかり見えます。
キャッツ・シアター上手サイドブロックC席中央通路寄り席のネコとのコンタクト
センターよりの通路ぎわなので、ネコが近くを通ることは多かったです。
- ジェリクルソング:四つ這いのミストフェリーズが通る
- ネーミングオブキャッツ:スキンブルシャンクスが近くに来る
- グレート ランパスキャット:犬の扮装をしたミストフェリーズが遠る
- 幸せの姿:マンカストラップが通る
- ミストフェリーズ~魔術師:ランペルティーザがすぐ横で歌いに来る
- フィナーレの握手:ギルバート
「おどいたもんだ すばらしいやつさ」という、「ミストフェリーズ~魔術師」の歌は、何声かにパート分けされています。
この日のランペルティーザ役、山中由貴さんはメロディーではない下のパートを歌っていました。
11列-90はギルバートの握手席で、ちょうど11列から握手がスタートするようです。
(12列から後ろはカッサンドラの握手席)
今回は、反対側の通路で握手をしているマキャヴィティとも、運よく握手してもらうことができました。
まとめ
「キャッツ・シアター」端っこのC席で二回目の観劇をしてみて、やっぱりこのブロックの席はリピーター向けかなあ、と思いました。
リピーターなら、
今回は中央側は見づらいから、端っこで遊んでいるネコの様子を楽しもう、
など、その時ならではの見方を選んでもいいと思うんです。
一方で、初めて観るときは舞台前方中央で展開しているメインの話の流れを追うと思うのですが、
上手サイドブロックのC席は、その、中央でやっていることが見えにくいことがわりとあるんです。
他の四季劇場なら、
たとえば、電通四季劇場【夏】『アラジン』は、初見の人がC席で観るのも悪くないな、と考えているのですが、
『キャッツ』は、初観劇なら、もっとセンター寄りの席で選ぶことをお勧めしたいです。
初観劇だと、「本当はこう見える」といえイメージがないので、横から見ていることによるストレスは意外と少ないかもしれませんが、
細かいところで、演技の意味がわかりにくく、
「なんか意味がよく分からなかった」ということになる可能性も高くなりそうなんですよね。
もっとも、『キャッツ』はセリフはないけど情報量が多くて、見やすい席に座ったとしても、
初回は、わーっとなって終わることが多いんですけれどね…
個人的に、『キャッツ』が大好きなので、
できるだけ、初めて観劇の方には、なんだか分からなかった、で終わってほしくない、という、
勝手な思いがありまして。
キャッツ・シアターでの、私のおすすめ席はこちらの記事にまとめました。