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『リトルマーメイド』アリエル役三平果歩さん20’10.14Fmいずみおおつ『Happyアワ~♪』インタビュー【感想】

三平果歩さんインタビュー
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Fmいずみおおつ10月14日水曜日、17時台『Happyアワ~♪』の劇団四季俳優(ミュージカル『リトルマーメイド』アリエル役)三平果歩さんのインタビューから、印象に残ったことをまとめました。

✩*.゚特別ゲストのお知らせ✩*.゚

明日!!
10月14日水曜日、17時台『Happyアワ~♪』

現在、大阪四季劇場で公演中の『リトルマーメイド』のアリエル役の一人、
泉大津出身の三平果歩さんが、電話で出演予定!!

泉大津の思い出や…

Fmいずみおおつさんの投稿 2020年10月13日火曜日

『Happyアワ~♪』のパーソナリティは佐野和江さん、
インタビューは主に森口千亜季さんが担当。

はっきり観劇したという話はありませんでしたが、森口さんは『リトルマーメイド』大阪公演をご覧になったことがありそうなかんじでした。

三平果歩さんインタビュー

森口さん:
今公演終わったところですよね。

三平さん
三平さん
そうですね、4時過ぎに終わったのかな。

森口さん:
終わって、今へとへとじゃないですか?

三平さん
三平さん
もうちょっとおなかすいてきちゃいました。

森口さん:
おなかが(笑)。
(少し間があって)、ということなんですけれど、
『リトルマーメイド』大阪公演2周年、おめでとうございます。

三平さん
三平さん
ありがとうございます。
10月13日、昨日の公演で大阪2周年迎えさせていただきました。

森口さん:
コロナもあったので、どうなるかと思う中の2周年、本当におめでとうございます。

泉大津での思い出

森口さん:
三平さんと言えば、泉大津出身ですよね。
泉大津での思い出、というのはありますか?

三平さん
三平さん
私、生まれは大阪で、幼稚園年中まで父の転勤の都合があって秋田で育って、その後、大阪に帰ってきて、(秋田にいたのはすごく小さい頃なので)自分の記憶は大阪しかないんです。
それで、小学校は泉大津市内ではなかったんですけれど、家でずっと暇にしていたのを、近所のおばさんから誘われて、バトンのクラブに入ったんです。

条南小学校、あそこは何町なんだろう、北豊中町かな?
あ、違った、北豊中町は当時住んでいた場所で、条南小学校や市立体育館で週に1回、バトンをお稽古するっていうのを始めて、小学校2年生くらいだったのかな、そこから5年生、6年生くらいまでずっと泉大津のバトンチームでバトンをしていました。

それが、今の劇団四季にもつながっているというのは自分の中でもすごく感じています。

(条南小学校の所在地は泉大津市宮町で、北豊中町は城南小学校の学区の1つ)

森口さん:
バトンと、ミュージカルでダンスをして歌を歌うというのは、またぜんぜん違うように思うんですけれど、人前で演じる、ということですか?

三平さん
三平さん
幼稚園から小学校の、バトンを習い始めるまではすごい引っ込み思案で、お友だちも自分から作れないようなタイプだったんですよ。

森口さん:
ぜんぜん想像がつかない・・・

三平さん
三平さん
バトンを始めて、踊ったり歌ったり、自分を表現するっていうのがすごく楽しかったのか、自分の記憶はないんですけれど、そこからお友だちもできるようになって、学校も楽しくて、自分を変えてくれたバトンから劇団にもつながっているのかな、ということはすごく思います。

森口さん:
三平さん、果歩ちゃんは、ピアノも泉大津で習っていたんですよね?

三平さん
三平さん
はい。
いやもうぜんぜんちゃんと弾けないんですけれど、スズキ・メソードという小さいピアノ教室が町にあって、そこは楽譜を読んで習うピアノ教室ではなくて、CDを渡されて、先生が弾くお手本を見ながら、耳で覚えてピアノを弾く、という独特のスクールだったんですよ。

だから今でも楽譜はそんなしっかり読めないんですけれど・・・読めないって言っちゃった(笑)、でも、それで耳がすごい養われたな、と思って、音感はそのピアノ教室が大きいな、と今でも感謝しています。

森口さん:
泉大津のバトンとピアノが、今の。

三平さん
三平さん
今役に立っています。

『リトルマーメイド』と三平さんの関わりについて

森口さん:
2013年にアラーナ役でデビューされてから『リトルマーメイド』と関わっていらっしゃると思うんですけれど、今7年目ですよね。

三平さん
三平さん
ああ、もうそんなになりますか。

森口さん:
どうですか、作品との関わりというか、ご縁というか。

三平さん
三平さん
『リトルマーメイド』は、まだ私が劇団に来たときには初演を迎えていない時で、
その後、『リトルマーメイド』をブロードウェイから輸入してやります、という時に、まだ1年目だったんですけれど、ああいいなあ、これ絶対に出たいなあ、と思って、オーディションを受けさせていただいて、劇団での初舞台を踏ませていただいたのがこの作品の、アラーナというアリエルの姉妹の、ピンク色のお姉さんの役で。

そこからいつかアリエルしたいな、とずっと陰で練習して目標にしていた役なので、
それを初めてできた時や、大阪で『リトルマーメイド』を上演する、ってなったときに、アリエルとして立たせていただけたことは、とっても嬉しくて、私の誇りに思っていることです。

森口さん:
いろいろ、思入れが深い作品なんですね。
三平さんが、劇団四季に入りたいと思ったきっかけや、いつごろ、というのはありますか?

三平さん
三平さん
バトンをずーっとやって、中学高校では学校の行事も参加できないくらいバトンにのめりこんでいて、
これで生きていくんだ、と思っていたんですけれど、
バトンをやりながら舞台に立つという発表会をさせていただいた時に、普段バトンは体育館とかで競技としてやるものなんですけれど、
舞台でライト浴びながらお客さんの拍手をいただく経験をして、あーなんか舞台っていいなあ、と思ったことがきっかけです。

森口さん:
やっぱり根底はバトントワリングにあるんですね。
『リトルマーメイド』の魅力、みどころはありますか?

三平さん
三平さん
すごい、舞台の色彩が美しくて、衣装も凝っていて、アリエルやアリエルのお姉さんの衣装はきれいなシルクでできているんですね。

森口さん:
あれはシルクなんですか。

三平さん
三平さん
そう、あれはシルクなんです。だからやぶいたらちょっと怒られちゃったりするんですけれど。

森口さん:
やぶくことってあるんですか?

三平さん
三平さん
ありますね。なんかふとしたときに、すっごい繊細な素材なので、力を入れてひっかけてしまったりふんじゃったり。

森口さん:
ダンスしているとなかなか難しいですよね。

三平さん
三平さん
そうですね。
『リトルマーメイド』の舞台は一面青になっていて、衣装やセットもすごい可愛らしくて、ディズニーってやっぱり色彩とかそういう細部へのこだわりがとっても細やかで。そういうのを見つけていただけたらいいなって思います。

さっき”アンダーザシー”の曲をかけていただいて、”アンダーザシー”とか、”キスザガール”とか、たぶん皆さんが聴きなじみのある曲がたくさんあるので、そういうところでも楽しんでいただけると思います。

森口さん:
演じるうえで気を付けているところってありますか?

三平さん
三平さん
海の中を表現する、ということで、常に直立しているのではない状態でいなければいけなくて、海の中では。

森口さん:
水中で揺れているから、ということですか?

三平さん
三平さん
そうですね。立っている時も、空中に浮いていても自分で動かし続けなきゃいけないし、そこを表現するのがとっても難しいかな、と思いますね。
2幕は人間の世界にアリエルが行くんですけれど、そこでもクセが抜けなくてちょっと揺れちゃっていたり(笑)、そこは頭の中でしっかり切り替えて、やったりしています。

リスナーからのメッセージ

リスナーの方からのメッセージ、今まで聴いたラジオでの四季俳優さんインタビューの中で一番、というくらい、すごくたくさん紹介されたんですが、その中から質問の形になっているものをピックアップしました。

大阪公演2周年おめでとうございます。いつ公演中止になってもおかしくない状況で無事この日を迎えられて本当に良かったです。
生まれも育ちも大阪の私ですが、2年前に初めて泉大津市に行きました。時間がなく泉大津駅周辺にしか行かれなかったので機会があればまた行きたいと思います。果歩さんおすすめのお店や地元に帰られた時に行くお店などはありますか?

三平さん
三平さん
おすすめのお店・・・固有名詞を出しちゃうかもしれない、いいんですかね?(森口さんから「ぜひ」の返答)

もともと最寄りの駅は泉大津だったんですけれど、実家が引っ越して松之浜っていう駅が最寄りになったんですね。
その近くにある、中中さんというお蕎麦屋さんがすごくおいしい、大好きです。

お昼だとランチのセットで柿の葉すしとか、小鉢とかが付いてとってもお得なので、ぜひ行ってみてください。
そのおとなりに器のお店があって、お蕎麦屋さんで使われている器もそこで売られているんですよ。
私、料理そんな上手じゃないんですけれど、食器とか器とか大好きで。実家に帰った時はそこにいつも寄っています。

札幌の公演やイベントで、三平さんを拝見していました。
イベントでもとにかく明るい三平さんですが、落ち込んだりすることがありますか?
そんな時は気分を変えるのにどんなことをしていますか?

三平さん
三平さん
札幌で観ていてくださったんですね。札幌のお客様もとってもあったかくて、第2の故郷だな、と思うくらい大好きな土地でした。

森口さん:
おちこんだりすることは?

三平さん
三平さん
ありますあります!

おちこんだら、もうとことん落ち込んで、いっぱい泣いて、ごはんいっぱい食べて、いっぱい寝て、そうすっごい単純なことなんですけれど。
泣きますね、とにかく。

佐野さん:
きっと浄化されるんでしょうね。三平さんの涙きれいなんだと思います。

三平さん
三平さん
もう鼻水もたらしていっぱい泣きますよー。
よく言われるんです、落ち込まなそうだね、とか。
でも意外と落ち込みやすくて、泣きます。
くよくよしないでとか思わずに、思いっきり落ちるところまで落ちちゃいます。

森口さん:
それも大事かも。ぐーっと下がってバネであがれるんでしょうね。

三平さん
三平さん
もうぜーんぶ流したら、あとはきれいさっぱりわすれちゃうんで。

私もダンスを習っていて、質問なのですが、いつもレッスンが終わると疲れ果てて次の日身体がいたくなることが多いのですが、三平さんはお風呂でのマッサージや、おけいこ終わりの整理体操など、アフターケアはどのようにされていますか?

三平さん
三平さん
お風呂は必ず入るようにしていますね。
シャワーで済ませちゃったら楽だな、と思うこともあるのですけれど、できるだけ、15分くらい浸かるようにはしています。
あとはストレッチとか・・・?

あんまり身体が痛くならない体質で、すごい得だな、と思うんですけれど、すごい身体やわらかくて、マッサージとかもあんまりいかないんですよ。

森口さん:
セルフマッサージとかは?

三平さん
三平さん
痛みに鈍感で。
あんまり自分の身体がちょっとくらいしんどくても気が付かないというか。

お医者さんに、鈍感すぎるから本当に痛いときには手術が必要だよ、と言われたくらい。
バトンやっていたときも、痛いな、とは思って我慢してやっていたんんですけれど、まあ、大丈夫か、大切な試合が終わったら治療にいこうかな、と思って、行ったら「手術です」って言われて。

だから私の答えは、ちょっと何も参考にしないでください(笑)
お風呂に入って、ストレッチして、マッサージしてくださいね。

森口さん:
ほんと、気をつけてくださいね(汗)

三平さんの一番好きなシーンはどこですか?

三平さん
三平さん
身体を動かすのが好きなのか、2幕の最初に「まうぇむきに」っていう、スカットルっていうカモメのおじさんが出てきてカモメちゃんたちと一緒にがんばって、アリエルが足が全く使えないところから立って歩いて走れるようになる、ナンバーなんですけれど、そのナンバーとか、

2幕の真ん中くらいの、エリックと一緒に心を通わせて一歩ずつ歩いていけばいいんだよ、という「一歩ずつ」というナンバーとか、がお気に入りのシーンです。

(「一歩ずつ」はエリックと追いかけっこのようになったり、ダンスでもリフトがあったり、けっこう動きが激しいシーン)

森口さん:
どれも選びきれないくらい素敵なシーンたくさんありますものね。

最後に、三平さんからリスナーへのメッセージがありました。

三平さん
三平さん
『リトルマーメイド』、大阪で2周年を迎えてまだまだ盛り上がって上演しているので、観たことがない方も一度観たことがある方も、もう一度遊びに来てください。

インタビューを聴いての感想

こうしてブログで文章にすると伝わりにくいですが、三平さんの話方が、途中ちょっと地元のイントネーションになるところもあって、もう、ほんとにかわいらしかったです(^^)。

三平さんのバトンは「ソング&ダンス65」で、河津さんと一緒に披露されていましたよね。

公演後、おなかがすく、という話がありましたが、たくさん動くというのもありますが、たぶん、公演の前にあまり食べないんじゃないですかね。
以前、NHKの『サラメシ』だったと思いますが、アリエル役の谷原志音さんが「アリエル役はフライングでおなかのところを吊られることもあり、公演の前にはあまり食べない」と話していました。
他作品・他の役でも、四季のミュージカルの舞台に出られる俳優さんは、公演の前の食事では固形のものをたくさんは食べず、終わってからという方がわりと多いみたいです。

劇団四季三平果歩さんインタビュー
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