劇団四季が上演しているミュージカルの座席表やチラシに書いてあるファミリーゾーンとは、3才~小学校6年生以下の子どもは、子ども料金で観劇できるできるエリアのこと。
(大人だけでも利用できます)
主に、今まで劇団四季専用劇場での観劇をしたことがない方向けに、
- アラジン(東京)
- ライオンキング(東京・名古屋)
- キャッツ(東京)
- リトルマーメイド(大阪・北海道)
のファミリーゾーンの位置と、私がファミリーゾーンで観劇した時の経験も踏まえて、見え方や、選ぶ時のポイントを紹介しています。
- 見やすさでおすすめ、じっくり観劇向き
- 見やすさはいまいちだけど子どもが泣いたりした時通路に出やすい席
などの違いがあります。
※2020年9月に開幕する『アナと雪の女王』については、座席表が発表されてから追記します。
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ファミリーゾーンとは?
ファミリーゾーンは、劇団四季の公演で、
S席、A席の一部で、3才~小学校6年生以下の子供は、子供料金が適用されるエリアのことです。
- 『アラジン』大同生命ミュージカルシアター電通四季劇場[海]
- 『ライオンキング』積水ハウスミュージカルシアター四季劇場[夏]/名古屋四季劇場
- 『キャッツ』キャッツ・シアター
- 『リトルマーメイド』大阪四季劇場
子ども料金は、ざっくり、大人の同じ席種の料金の半分、というイメージです。
ファミリーゾーンの価格や、子ども料金でチケットを買うときの注意点などはこちらをご覧ください。
ファミリーゾーンの位置と見え方
ファミリーゾーンの中でも、見やすさでおすすめできる席、ちょっと見にくいかもしれない席、はあります。
私が座ったことがある位置を中心にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
2階席のある劇場
大同生命ミュージカルシアター電通四季劇場[海]
積水ハウスミュージカルシアター四季劇場[夏]
大阪四季劇場
名古屋四季劇場
2階席のある劇場では、ファミリーゾーンは次の場所に設定されています。
1階:サイドブロックの一番端っことセンターブロックの後ろ数列
2階:ほぼすべてのA席とS席
2階S席の1、2列は舞台にも比較的近いし、上から見下ろす角度の方が舞台上の人同士の重なり合いも気にならないのでおすすめ。
A席なら、1階のサイドブロック端っこよりも2階席の方がサイドブロックでも見やすいです。
子供が泣いたりして外に出なければならないかも・・・という理由で、1階A席の通路側を選ぶのであれば、前方よりも後ろの方が舞台が見やすくなりますし、後方の扉も近いので安心です。
あとは、好みもありますが、サイドブロックを選ぶなら、下手の方がお芝居が見やすく感じることが多いです。上手だとなんとなく頭の後ろを見る感じになるように思います。
『アラジン』東京公演のファミリーゾーン
緑色の部分がファミリーゾーンです。
赤い丸は私が座ったことがある席。
『ライオンキング』東京公演のファミリーゾーン
緑色の部分がファミリーゾーンです。
赤い丸は私が座ったことがある席。
でも見やすさ優先なら2階席です。
『ライオンキング』名古屋公演のファミリーゾーン
名古屋四季劇場でも、
という点は、『ライオンキング』東京公演と同じだと思います。
『リトルマーメイド』大阪公演のファミリーゾーン
緑色に塗った部分がファミリーゾーンです。
私は大阪四季劇場ではファミリーゾーンで観劇したことはありませんが、名古屋四季劇場では赤い丸で囲んだあたりで観劇したことがあります。
A席後方の上手端っこからの見え方、詳しくはこちらのレポにまとめました。
「リドルマーメイド」も、他作品同様2階はおススメで、
特にフライングするアリエルが見やすいです。
2階席のない劇場
劇団四季専用劇場で、2階席がないのはキャッツ・シアターと北海道四季劇場の2箇所。
『キャッツ』東京公演のファミリーゾーン
緑色の部分がファミリーゾーンです。
赤い丸は私が座ったことがある席。
私が20列51番(A席ファミリーゾーン)で観劇したときの感想です。
ファミリーゾーンってうるさいの?
大人だけの観劇や、ミュージカルが大好きで静かに観劇する子を連れて行く場合の席選びでは、
「ファミリーゾーンは子どもさんが多くて正直うるさいのでは・・・?」が気になるかもしれません。
ファミリーゾーンの観劇環境について、私が感じていることをまとめてみました。
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>>>劇団四季のファミリーゾーンはうるさい?
まとめ
劇団四季のファミリーゾーンとは、S席、A席のうち、子供料金を設定した席のこと。
見やすさでは、2階席がある劇場では、2階S席がおすすめ。
2階のない劇場では、できるだけセンターに近い席がおすすめです。
サイドブロックA席は壁側の通路に近いので、お子さんが泣いたり騒いだして外に出る可能性があるかも?という時は安心です。
サイドブロックのA席は、前になるほど、舞台の見え方が「横から」になり、見ていて神経が疲れるかも。
1階サイドブロックA席は後ろの席の方が舞台は見やすいです。
「子どもにミュージカルを見せるのは初めて。親子観劇室に行くことになるかも・・・」
「せっかくなので見やすい席で見せてあげたい」
「大人2人だけれど、ファミリーゾーンに指定されている席ってどうなの?」
など、それぞれにご都合に合わせて、参考にしてみて下さい。