この記事では、名古屋四季劇場で行われる劇団四季ミュージカル『パリのアメリカ人』名古屋公演での、おすすめの座席についてまとめています。
主に、
劇団四季自体を観るのが初めて
何度か四季の舞台を観たことはあるけれど『パリのアメリカ人』は初めて
という方向けです。
2020年3月に開幕する『ライオンキング』名古屋公演のおすすめ席については、
『ライオンキング』東京公演のおすすめ席を参考にしてみてください。
同じ名古屋劇場で上演された『リトルマーメイド』での観劇体験を合わせて考察しています。
『パリのアメリカ人』は、バレエシーンが多くある作品なので、『アラジン』『ライオンキング』などの作品と比べると
より、正面側に近い席を選んだ方が、作品の美しさを感じ取りやすいと思います。
見やすさ優先なら
S1席・センターブロックとサイドブロックセンターより通路際の、6列くらいから中央通路のすぐ後ろの15列くらいまで、
S席2階センターブロックの1列目
コスパ優先なら
C席(C席は2階の後ろから2列)
をおすすめします。
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劇団四季『パリのアメリカ人』」の席種類・座席位置・価格
名古屋四季劇場での、『パリのアメリカ人』の席種と位置、値段を確認しておきましょう。
席種、座席位置
価格
【2019年9月29日18時までの価格】
S1、S(1階、2階)席 | 季の会会員10,800円/一般11,880円 |
A席 | 8,640円 |
B席 | 6,480円 |
C席 | 3,240円 |
【2019年10月1日からの価格】
S1、S(1階、2階)席 | 四季の会会員11,000円/一般12,100円 |
A席 | 8,800円 |
B席 | 6,600円 |
C席 | 3,300円 |
※『パリのアメリカ人』公演では、ファミリーゾーンの設定がありません。
劇団四季『パリのアメリカ人』名古屋のおすすめ座席1・S1のココならお芝居もダンスも見やすい
1階 センターブロック 6~15列くらい
サイドブロック 6~15列くらい センター寄りの通路際
『パリのアメリカ人』に限らず、1階席センターブロックの、10列あたりはどの作品でも、
ある程度の近さがあるので、お芝居の表情も見やすいですし、
といって、近すぎもしないので、ダンスシーンも見やすい。
サイドブロックの通路のすぐ横は、舞台の方を見ると、視線が「通路」の上を通るので、前のお客さんがかぶりません。
15列目は舞台から少し遠めになりますが。
前が中央通路なので、前の人の頭がかぶりにくく、解放感があって過ごしやすい、出入りしやすいというメリットがあります。
センターブロック5列だと、俳優さんが舞台に座った姿勢になるお芝居やダンスは、前の人の頭に隠れて見づらかったです。
やはり6列目くらいから後ろが見やすいと思います。
劇団四季『パリのアメリカ人』名古屋のおすすめ座席2・2階S席はバレエシーンが見やすい
2階センターブロック 1列(2列目でもいいです)
サイドブロック1列目のS席の範囲
S1のおすすめ席よりは舞台までの距離が遠くなりますが、1.0くらいの視力で、オペラグラスなしで顔の表情もしっかり見えます。
上から見下ろす角度になるので、
クライマックスの「パリ・バレエ」場面などは、全体のフォーメーションがきれいに見えますし、
プロジェクションマッピングの演出も、これくらいの距離から見た方が、実は効果が分かりやすいです。
センターブロックがベターですが、サイドブロックでも1階席前方よりは見切れが少ないです。
劇団四季『パリのアメリカ人』のおすすめ座席3・コスパ優先ならC席
3,240円、という、映画のプレミアム席程度のお手頃価格で、生の舞台を観られるC席。
パリのアメリカ人、観てみたいけれど、予算が厳しい!
という時におすすめです。
劇団四季専用劇場は、最後列でも舞台までの距離が、それほど遠くなく、
『リトルマーメイド』『アラジン』『ライオンキング』などの作品をC席で観劇したときの印象でも、
どうしても顔の細かい表情まで見たいのでなければ、オペラグラスなしでも「遠い!」感じではなかったです。
C席は手ごろ価格なのですぐに売れてしまいます。
また『パリのアメリカ人』名古屋公演のチケット取り扱いがあるプレイガイドであってもC席は売っていないこともありますので、
劇団四季公式で早めに購入するのがおすすめです。
『パリのアメリカ人』最前列は?
最前列は確かに特別な席ではあるのですが、見やすいかどうかはまた別問題です。
- とにかく近くて迫力がある
- 俳優さんの細かい表情が見える
- オフマイクのつぶやきも聴こえる
- 特にダンスシーンで重なり合って見えにくい個所が多い
- 首が疲れる
- 近すぎて視界が狭くなる
『パリのアメリカ人』では、特にダンスシーン、バレエシーンが多いので、
初めて観るのであれば、あえて最前列でなくてもいいと思います。
劇中のちょっとした表情の変化や、衣装・小物の細かいところまで見て取れるのは楽しいのですけれどね。
劇団四季パリのアメリカ人」名古屋公演席選びのポイント
ここまででおすすめした席は、私が名古屋劇場での他の作品の観劇や、『パリのアメリカ人』東京公演、横浜公演での観劇経験から、
名古屋劇場のこのあたりなら見やすい
と考えた席ですが、
劇団四季専用劇場は、もともと、どの席でもそれなりに舞台が見やすいように設計されているので、
おすすめ席と違っても、極端に見づらいわけではないと思います。
(今後の販売状況によって追加販売されるかもしれない見切れ席は除きます。)
『パリのアメリカ人』は、劇団四季の演目の中でも格段にダンスシーンが多く、
1幕にも、2幕にも、数分間セリフ・歌がなく、ダンスだけという場面が何か所があります。
ですから、おすすめ席以外で選ぶ時も、できるだけダンスが見やすいという点をポイントに選ぶとよいです。
- 前方の端っこの席よりは、少し後ろでもセンター寄りの席
- サイドブロックの端なら前よりも後ろ
- 上手よりは下手
が見やすいと思います。
上手より下手、は個人的な好みもあるのですが、
シアターオーブの上手のサイドブロックで観劇したとき、
「パリ・バレエ」で盛り上がった時に、ジェリー役の見せ場が見切れて、けっこう残念だったんですよ。
また、いろいろな演目に言えるのですが、舞台の上手奥から、下手側に向かうお芝居が多く、
上手から観劇すると、俳優さんの後ろ頭を見ることが多くなる気がします。
劇団四季『パリのアメリカ人』名古屋公演おすすめ座席・まとめ
私の個人的おすすめは、
初めて観る方で、ダンスシーンの見やすさ優先なら、2階センターブロックの最前列。
お芝居のシーンの見やすいさ優先だったら、1階席センターの6~15列です。
ちょっと舞台が遠くはなりますが、見切れが少なくて全体が見えやすいC席はコスパがよいです。
なにしろ3,240円ですから、いきなり1万円は・・・と思っても気軽に見られます。
もちろん、これ以外の席でも、
楽しめない、ということはないのですが、参考にしてみてください。