四季劇場【夏】で上演中の、劇団四季ミュージカル『ライオンキング』東京公演の、おすすめの座席について、管理人あおなみ(@aonami491)自身が観劇した経験をもとにまとめました。
私は名古屋四季劇場では『ライオンキング』を観劇したことがないのですが、劇場の構造は四季劇場【夏】と似ているので、参考にしていただけるところもあると思います。
四季劇場【夏】での『ライオンキング』東京公演は2021年1月14日2021年6月12日まで。
2021年夏から、有明四季劇場で上演予定です。
主に、
他の四季の舞台を観たことはあるけれど『ライオンキング』は初めて
という方向けです。
見やすさ優先なら
S1席・センターブロックの、床の傾斜角度が強くなり始める7列くらいから、二階席が被らないあたりまで
S席2階センターブロックの一番前
コスパ優先なら
C席(『ライオンキング』東京公演では、C席は2階の後ろから2列)
をおすすめします。
また1階席後方でも、通路際なら、『ライオンキング』ならでは楽しみがあります。
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劇団四季『ライオンキング』東京公演の席種類・座席位置・価格
劇団四季『ライオンキング』の席種と位置、値段を確認しておきましょう。
席種、座席位置
価格
S1、S(1階、2階)席 | 四季の会会員9,900円/一般11,000円 |
A席/学生料金 | 8,800円/4,400円(2階A席のサイドのみ) |
B席 | 6,600円 |
C席 | 3,300円 |
ファミリーゾーン | |
S席子供料金 | 5,500円 |
A席子供料金 | 4,400円 |
『ライオンキング』見東京公演は2021年8月以降(有明四季劇場に移転後)、『ライオンキング』見名古屋公演は2021年4月公演より新料金となります。
席種 | ピーク 土日祝昼 |
レギュラー 平日昼 土日祝夜 |
バリュー 平日夜 |
---|---|---|---|
S1、S席 | 四季の会会員11,000円・一般12,100円 | 四季の会会員9,900円・一般11,000円 | 四季の会会員8,800円・一般9,900円 |
A席 | 9,350円 | 8,800円 | 8,250円 |
B席 | 7,150円 | 6,600円 | 6,050円 |
C席 | 3,850円 | 3,300円 | 2,750円 |
ファミリーゾーン子ども料金 | |||
S席子ども料金 | 6,050円 | 5,500円 | 4,950円 |
A席子ども料金 | 4,675円 | 4,400円 | 4,125円 |
劇団四季『ライオンキング』見やすさでおすすめはS料金のこの席
S1席
1階 センターブロック 7~12列くらい
サイドブロック 7~12列くらい センター寄りの通路際
『ライオンキング』に限らず、1階席センターブロックの、10列あたりはどの作品でも普通に見やすい席です。
4列目くらいまでは床の傾斜角度がゆるやかで、段差もないので、前の人の頭がジャマになり、見えにくいことがあります。
7列目くらいからは傾斜が少し深くなって、間の人の頭が視界にかぶさることが減ります。
サイドブロックの、センター寄りの通路際は、舞台の方を見ると、視線が「通路」の上を通るので、前のお客さんがかぶらない、という点では快適です!
S席(2階)
2階センターブロック 1、2列
サイドブロック1列目のS席の範囲と、2列目の通路際
S1のおすすめ席よりは舞台までの距離が遠くなりますが、1.0くらいの視力で、オペラグラスなしで顔の表情もしっかり見えます。
2階席のメリットが、ダンスのフォーメーションがはっきり見えること。
『ライオンキング』1幕の「メスライオンの狩り(ライオネスハント)」の群舞も、1階と2階では、印象が変わります。
個人的には、2階から観たほうが、ダンスの見え方がきれいだと思います。
2階席でもセンターブロックがベターですが、サイドブロックでも1階席前方よりは見切れが少ないです。
1幕オープニングの「サークルオブライプ」で、サバンナの動物たちがプライドロックに集まる様子や、「覚悟しろ」で大勢のハイエナがスカーの元に集まる様子を、1階席では間近に見ることができます。
劇団四季『ライオンキング』C席はコスパでおすすめ
C席は3,300円。
映画のプレミアムシートと同じくらいの値段で、生の舞台が観られてしまう、お得席です。
劇団四季専用劇場は、全体に客席が舞台に近くなるように設計されています。
C席でも、どうして俳優さんの顔の表情を細かく見たい、ということでなければオペラグラスなしでも楽しめます。
ただし、足元が少し狭いなどの、C席ならではのデメリットについてはこちらをチェック。
C席チケット劇団四季公式の他は、びゅうなど一部のプレイガイドでの取り扱いになります。
2幕最初の「One by One」では、1階席、2階席の客席通路が演出に使われるのですが、
2階の一番後ろにあるC席でも、通路に来る俳優さんを、かなり近くから見ることができましたよ。
おすすめ座席以外でも通路に近い席は楽しい
「見やすいさ」の点でおすすめしたS1席、S2席の赤で囲んだエリア以外なら、こちらの緑で囲んだ通路際がいいです。
この図で、緑で囲んだ席は、2階席がかぶってくるので、やや圧迫感があるのですが、通路際は動物たちをすぐ横で見られるのは楽しいですよ。
また、2階席は「サークルオブライフ」「覚悟しろ」で動物が通るということはないのですが、
緑で囲んだ、通路に近い席は2幕最初の「One by One」で、俳優さんがパフォーマンスをします。これも楽しいです。
幼児と一緒なら出やすい位置がベター
『ライオンキング』では、観劇当日に3才になっていない子供は入場することができませんので、まず、その点はご注意ください。
3才以上はどの席でも制限はありません。
子供料金が設定されているファミリーゾーンだけではなく、大人と同じ料金を払って、一般用の席で観劇することもできます。
3、4才の子供が一緒の場合、上演中に「トイレ!」と言われたり、、泣いてしまったりした場合に、外に出やすいよう、1階の通路に近い席を選んでおくと安心です。
子供が泣き止まない場合などにはスタッフさんが誘導に来ますので、1階後ろの親子観劇室へ。落ち着くまでそこから観劇します。
最後までおとなしく見られないかも、といった理由で、値段の安い2階B席、C席に、小さなお子さんと一緒に来られる方もよく見ます。
2階席は階段の傾斜がきつく、小さな子を連れての移動がしづらい点にご注意ください。
また、『ライオンキング』では、1階席は「動物」たちをすぐそばで見ることができますので、
怖がる心配がないタイプのお子さんなら、1階席の通路に近い席がいいですよ。
『ライオンキングの最前列はどう?
最前列は確かに特別な席ではあるのですが、見やすいかどうかはまた別問題です。
1幕の「早く王様になりたい」では最前列の頭上ギリギリに動物パペットの頭が迫ってきたりしますし、
カーテンコールで、幕が下りるまでかがんで手を振ってくれたり、パペットの動物が大きく足踏みするような動きで拍手に答えてくれたりする俳優さんの姿を近くから見られるのも、ちょっと嬉しかったりします。
舞台の後ろの方は人同士が重なって見えにくいです。
また、常に見上げる感じになるので首が疲れます。
バランスよく、舞台全体を見て楽しむ、という点からすると、初見の方には最前列はあまりおすすめではありません。
他作品だと、最前列ならオフマイクの会話が聞こえて、セリフ以外の部分での、登場人物の関係が見えたりして楽しいのですが、『ライオンキング』はそういうタイプの作品ではないですね。
『ライオンキング』ではアンサンブルが動物を演じているので、
『アラジン』のようにオフマイクで雑談(演技としての)をしている場面がありません。
メインキャストのオフマイクも、他作品よりも少ないと思います。
『ライオンキング』おすすめ席を買うには?
C席は、席数が少なく、お値段が手ごろなため、他の席種よりも早く売り切れてしまうことが多いです。
劇団四季公式以外では、C席を取り扱うプレイガイドは限られているのでこちらの記事を参考にしてみてください。
劇団四季『ライオンキング』東京公演おすすめ座席・まとめ
見やすさと「間近で動物を見られる迫力」が両立するのは
1階S席 サイドブロック7~12列のセンターブロック寄りの通路際
見やすさ優先なら
1階S席 センターブロック7~12列のど真ん中
コスパ最優先なら
C席(2階席の一番後ろ2列)
おすすめ座席以外でも、1階席後方でもセンターブロック寄りの通路際の席(座席表で緑色で囲んだ部分)は、すぐ近くを動物が通ったりするので、楽しいです。
ですが、
『ライオンキング』は、修学旅行や、PTAなどの団体観劇で初めて観る、という方も多くて、
そういった団体観劇では、おすすめ以外の座席である可能性が高いですが、どの席でもやっぱり1幕オープニングの「サークルオブライフ」の感動は使わると思います。
ただ、初めての観劇があまり条件の良くない席で、
「今度はもっといい席で観たい」
と思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。